2月3日は節分です。
「鬼に向かって豆をまくのは知ってるけど、節分ってなんだよ?」と思ってませんか?
「毎年の豆まきの鬼役やってるけど、そもそもなんで鬼にぶつけるんだよ。痛ーよ!」って思ってませんか?
ここで「節分」の意味をおさらいしてみると、豆を「まく」のも「ぶつけられる」のもちょっと納得できるかもしれません。
節分の由来
「節分」とは
各季節の分け目、始まりの日の前日を表します。「立春・立夏・立秋・立冬」の前日ですね。
江戸時代以降に「節分=立春の前の日」という図式ができたそうです。
その季節の変わり目(節分)の時期には邪気(邪鬼)が生じると言われていました。
それを追い出す・退治するために厄除け的な行事として悪霊払い・悪鬼払いがされるようになりました。
宮中で行われていた節分行事の「豆まき」が各家庭でも行われるようになり、現代まで普及している「日本の風習」となったわけですね。
ちなみに節分に豆をまいたり、恵方巻を食べるのは日本だけです。
「鬼は外、福は内」
室町時代中期にはすでに「鬼外福内」として豆まきがされていたそうです。
豆まき
宇多天皇の時代(867年~931年)に豆で鬼(魔)の目を打ち潰し、鬼を追い払ったという故事伝説が始まりとされています。
豆(穀物)は「魔目(まめ)」「魔滅(まめ)」に通じ、「豆を鬼にぶつけると邪気・邪鬼を払い、一年の無病息災を願う」という意味合いがあります。
一般的な豆まきのやり方
お祓いが済んだ「炒り豆(大豆)」を使用して「鬼は外、福は内」と唱えながら豆を撒く。
なぜ炒り大豆なのかというと「回収し忘れた豆が春になり芽が出ては不都合だから」だそうです。確かに、忘れた頃に隙間からもやしが出てきたらいやだな・・・。
ピーナツを使用する地域もある
北海道・東北・北陸・南九州では落花生(ピーナツ)を撒きます。
私の実家は北海道ですが、ピーナッツを撒いてました。
大豆も十分痛いですが、大豆よりも大きいので、鬼には酷な行事だと思います。
が、ばら撒かれた後の片付けが楽です。
非常に合理的だと思ます。
寺社や地域によっては「みかん」「もち」「お菓子」を投げることもあるそうです。
「みかん」はぶつけられたくない・・。鈍い音を立てて潰れるよね・・。もったいない。
本来、お父さんは鬼役じゃない
「一家の家長であるお父さんが邪鬼払いの豆を撒き鬼を追い払う」 というのが本来の姿だそうです。
現代ではお父さんが「豆まき」の盛り上げ役として「鬼のお面」をかぶって体張ってますね。
日本全国のお父さん、がんばれ!!
節分時期は私のおやつがひとつ増えたw
節分豆としてコンビニで売られている大豆ですが、砂糖がついたものがあるんです。
「甘いけど、大豆だからいいよね」ってことで食べてます。
口の中で甘くて粗いきなこが形成される感覚です。かなり邪道な表現だな。
3歳未満の幼児がいる家庭では注意が必要
大豆やピーナッツを鼻に詰めて取れなくなるという事案が毎年発生するそうです。
鼻の奥まで到達してしまった大豆は耳鼻科で取ってもらった方がいいと思います。
ある程度大きければ鼻をかめば出てくるかもしれませんが、おそらく耳鼻科行きでしょうw
耳鼻科のナースやドクターに「今年も来たよ。こういう患者」と思われるのは必至です。
いや、3歳未満じゃなくてもやる子はやるよね。
3歳未満は気管に詰まらせる恐れもあるので十分な注意が必要です。
というより3歳未満はナッツ系の摂取が「消費者庁からのお知らせ」で推奨されていないはずです。
気管支に入ったピーナッツは取り出すことが難しく、場合によっては全身麻酔による摘出(肺の一部も摘出する場合もあるそう)もあるそうです。
こちらが消費者庁からの注意喚起メールですね。→子どもを事故から守る!プロジェクト – 過去の「子ども安全メール from 消費者庁」
以上、【日本の風習・節分】あなたの家はピーナツ派?大豆派?でした。
我が家では2才児がいるので、今年の豆まきは見送ります。
そのかわりに「飴をまく」予定です。
2才児に飴を与えたくない方は参考にしないでください。
与える際にも注意を払って与えるようにしてくださいね。自己責任です。
そして大人は「茹でピー」を食べる予定です。
「茹でピー」めちゃめちゃうまいです!
レシピお借りします!
大人は茹でピーとビールで邪気を追い払いましょう!!
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