*2017.1.8公開 *2017.1.21更新
息子の友達周辺で数年前からマイクラが大流行していまして、「パソコン版ならモッドが使えて、もっと色々と遊べる」とか言うので調べてみたらモッドを使用するには「プログラミングスキルが必要」ということがわかりました。
ちなみにマイクラはマインクラフトというゲームです。
息子が言うにはこの「へぼへぼ」さんという人の本が良いのだとか・・。
だけれど私にはプログラミングスキルがまったくありません。
マイクラのプログラミングの本とかチラッと見ても、やる気が無いので意味不明です。
そういえば最近小学生向けのプログラミング教室とかよく聞くなあ。
じゃあ誰かに教えてもらえばいいんじゃない?ってことで
今回は最近巷ではやりのプログラミング教室について、小1小3の息子がいる母親が調べてみました。
プログラミング学習の必要性について
情報収集が早いご家庭では既にご存知かと思います。
GEは職種にかかわらず、今後プログラミンができない人物は採用しない方針を打ち出しています。
こちらの記事に詳細が書かれています。
http://business.newsln.jp/news/201608090054310000.html
このようなご時世です。
小学生でプログラミングが必修科目になる日もそう遠くはないかもしれません。
文科省では2020年より小学校でのプログラミング学習の必修化を検討しているそうです。
小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ):文部科学省
そして何よりも「プログラミング教室」という習い事も人気が出てきていることが時代を象徴しているのではないでしょうか?
いま小学生の子どもたちが、これからの社会である程度のレベルで生き残っていくためには英語と並んで「プログラミング」ができることは必須条件となるのは想像に難くなさそうです。
しかしながら、まだまだ「プログラミング教室」は身近ではありません。
都心に行けば受講できる教室は多数ありますが、それでも料金は高額で、郊外から習い事として通うのも一苦労です。
夏休みや冬休みに短期教室として企業が主体として行っているものもありますが、人気が高く確実に受講できる保証もありませんし、受講できる年齢も小学校中学年以上と限定されてきます。
プログラミングを学ぶなら幼稚園年長くらいからなら、親のサポートは必要ですが環境さえ整っていれば自宅で学習することは可能です。
自宅学習におすすめ 文科省のプログラム学習「プログラミン」
文科省から出ている「プログラミン」というプログラミング学習サービスが無料で提供されています。
MITメディアラボで開発されたビジュアルプログラミング言語「scratch」を参考に作成されたプログラム学習ツールです。
我が家では長男が小1の頃からこの「プログラミン」での学習を始めました。
パソコンさえあれば子どもは勝手に遊び(学び)始めることができる優れものです。
以下のサイトから簡単に学習をスタートさせることができます。
アカウント作成などの最初の準備は親が一緒にする必要があると思います。
書籍も出ていますので、親のサポートが必ず可能であれば小学低学年から学習を進めることができます。
私がプログラミング音痴(プログラミングなんて全くできません)なので、我が家ではこの本を購入して学習を進めました。
まずはこの1冊さえあれば、プログラミング音痴の方でも子どもと一緒に学習を進める(プログラミング音痴でも子どもの学習をサポートできる)ことができますので、おすすめの一冊です。
ただし家庭学習である以上、モチベーションの上下は否めません。
「プログラミン」の操作方法に慣れれば、子ども一人でも勝手に遊びながら学んでくれますので、慣れるまではとことん一緒に学習に付き合うと尚よいと思います。
自宅でタブレット学習ができる!Appleの「Swift Playgrounds」
あのAppleから出ている無料でプログラミングを学習できるアプリ。App Storeで無料で提供されています。
プログラミング言語「Swift」の学習ツールです。
iPadさえあれば自宅で先生要らず学習できます。
学習というよりも遊ぶ要素が強いですが、表示される英単語の意味もいつのまにかなんとなく理解しています。
子どもの適応力はすごいですね。
我が家でも長男小3が「Swift Playgrounds」で遊びながらプログラミングを学んでいます。
これに関してはプログラミングとは無縁の大人も楽しく遊ぶことができます。
子どもと一緒に学習できます。
サイバーエージェントグループ会社のプログラミング教室
techkidscamp.jp
教室は日本全国主要都市にあります。
人気が高すぎて新規で受講生を募集している教室が限られてきます。
料金は1コマ120分、月4回で19000円から23000円です。
1時間当たり2375円~2875円と考えると、学習塾の1コマとそれほど変わらない単価です。
入会金や教材費はかかりません。
参加対象年齢は小1から小6まで。
PCの有料レンタル(月4000円)もあります。
パソコンに慣れていなくても全然大丈夫だそうです。
中学受験や高校受験に重きを置いて学習塾に通わせるか、プログラミングが重要視される将来に賭けてプログラミング教室に通わせるか悩ましいところではあります。
多くの学習塾では1教科でテスト費など細かいものを含めると一か月あたり大体トータル1万円以上します。1コマ60分程度でこの値段です。
なので、プログラミング教室の料金が安いか高いかは考え方次第ですね。
我が家では夫が本職ということもあり、とりあえずプログラミングは自宅学習という方向になっていますが、夏休みなど長期休暇の間に行われる短期講習などには今後参加させてみたいと思っています。
LEGOを使用したプログラミング教室
あのブロックのレゴを自分で書いたプログラムで動かすことのできるプログラミング教室も様々な企業が主体となり多数の民間企業などでプログラミング教室が開催されています。
地方自治体の科学館や博物館などでもLEGOを使用した学習プログラムを組んでいるところもあります。
横浜にある「こども宇宙科学館」では積極的・定期的にLEGOを使用したプログラミング教室が開催されており人気のイベントです。
とても魅力的です。
自宅からそれほど遠くもないので、申し込めば行くことは可能なのですが、まだ一度も申し込んだことがありません。
長男次男はずいぶん前から行きたいと言っているので、そろそろ申し込んであげようかと思います。
というより申し込んであげないと、そろそろ夫から「早く申し込めよ」とクレームが入りそうです。
論理的思考を物語で理解できる子供向けおすすめの本。
ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング という本があります。
我が家の小3男児はすらすらと読み終えました。
それくらい普通の物語として読むことができます。
そして自然と論理的思考を理解することにつながります。
もちろん完全に理解することはできないかもしれませんが、物語の一つとして「論理的思考とは」というものを意識の片隅で認知できる一冊だと思います。
あとがき
新しい学習サービスとしてプログラミング教室が全国に広まりつつありますが、まだまだこれから更なるサービスの充実を望める分野です。
サービスが過熱し質の低い教室が乱立しにくい分野ではあると思いますが、注意も必要ですね。
それにプログラミングを教えてくれるのも「人」ですから、子どもの性格に合う合わないという問題も出てくるかと思います。
教室の雰囲気なども見学などをして、きちんと精査したうえで選ぶことも大切ですね。
以上、小学生の新しい習い事「プログラミング教室」。費用は?無料の学習ツールは?を簡単ではありますが我が家の体験を元にご紹介しました。
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