かねてから人気で入手困難なPRIMUS(プリムス)のツーバーナー「キンジャ」。昨年リニューアルされてから更に入手が困難でしたが、ようやく入手。というわけで、さっそくレビューしていきます!
今回の記事でわかることはこちら
- どうして今までシングルバーナーだったの?
- 1つのガスで2口のコンロが同時使用できるので、無駄な燃料も無駄な場所も無くなる
- スタイリッシュな見た目がかっこいい
- パーツが分解できてお手入れしやすい
- 価格差1万円。トゥピケとキンジャの違い
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ツーバーナーは便利だった。シングルバーナー歴10年以上の私がツーバーナーにして感じたこと
どうして今までシングルバーナーだったの?
我が家は5人家族のファミリーキャンパー。普通に考えるとツーバーナーを持っていてもおかしくないですよね。
でも私はずーっとシングルバーナー。
どうしてシングルバーナーにこだわっていたかという理由がこちら。
- ガソリン式のツーバーナーはお手入れ面倒
- ツーバーナーはガス缶も2つ必要で邪魔
- そもそも一つで不便してない(2つ使いたい時はシングルバーナーを二つ用意。一つしか使わない時の無駄なスペースを極力減らす。)
と、主な理由がこれらでした。
ツーバーナーにしたらキャンプの料理が楽になった!
例えばキャンプの朝ごはん。
いちいちもう一つバーナーを出さなくても、お湯を沸かしながら、隣で卵やベーコンが焼ける。
いつもはお湯を沸かしてコーヒーを淹れた後に朝ごはんを作っていました。
これがどれだけ無駄な時間がかかっていたのか、今となってはものすごく思い知らされています。
他には、ご飯を炊きながら、横でおかずを作れる。
シングルバーナー二つでもできることだけど、何かを作っているすぐ隣で調理をできるというのは、調理器具・火加減に向ける視線があちこち行かなくてとっても便利でした。
ガスかガソリンなら絶対ガスが便利
とっても寒いところで調理をするならガソリンのほうが圧倒的にいいですが、マイナス5度前後くらいならイソブタン入りのOD缶でも特に問題なし(イソブタン入りはマイナス11度まで対応可能となっていますが、やはり氷点下を下回ると火力が落ちてきます)。ガソリンのように空気のポンピングも不要だし、お手入れも本体のお掃除くらいなので面倒なことが一切ありません。
プリムスのキンジャは買って損なし!できる子だった!
「プリムス」は1982年にスウェーデンで誕生したブランド。これまでにも数多くの優秀なガスバーナーやストーブを作ってきました。その中の一つ「KINJA(キンジャ)」。今回はこれに焦点を当てて紹介していきます。
ガス缶1つでコンロが2口使える
ガスのツーバーナーというと当然ガス缶も2つ必要というのがほとんどですが、キンジャはガス缶1つで大丈夫。燃料を無駄なく使うことができます。
持っていくガス缶の数も減るし、展開した時も省スペースで済むので本当に便利です。
畳むとフラットに。マットブラックの本体とウッドハンドルがおしゃれ
キャンプ道具は見た目にもこだわりたいですよね。キンジャはマットブラックの本体にウッドハンドルが特徴的。どんなキャンプサイトにも馴染みます。
収納時は高さが7.8cmとかなり薄くなるのも魅力的。収納する際にも他のツーバーナーと比べるとはるかにかさばりにくいです。
パーツが分解可能でお手入れらくらく!
五徳とその下のプレートは簡単に取り外しできるようになっており、吹きこぼれたときのお手入れもらくらく。
材質もステンレスなので、焦げついてもすっきりきれいにしやすいです。
邪魔になりがちなガスカートリッジバルブ部分がきれいに収納できる
意外と邪魔になりがちな、本体からのびるホースとガスカートリッジを取り付けるバルブ部分。
キンジャの底面にはそのバルブ部分が綺麗に収納できるようになっています。
こんな風に綺麗に収まります。
それをさらにポロッと取れにくくするためにフックで引っ掛けるようになっています。ずいぶん念入りな感じです。
プリムス「キンジャ」商品概要(スペック)
価格:35,200円
サイズ:H47.5×W29.5×D7.8cm
出力:2.9kW/2500kcal/h(500Tガス・バーナー一口使用時)
本体重量:約3.67kg
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価格差1万円。トゥピケとキンジャの違いとは(2022年3月最新)
キンジャいいなと思ってたけど、トゥピケも気になる。
そんな人も多いかと思い、ちょっとですが比較してみました。
名称 | キンジャ | トゥピケ | その差って? |
価格 | 35,200円 | 45,100円 | 価格差1万円 |
サイズ | H47.5×W29.5×D7.8cm | H47.0×W30.0×D8.0㎝ | 大きさはほぼ同じ |
出力 | 2.9kW / 2500kcal/h(500T ガス・バーナー一口使用時) | 2.9kW / 2500kcal/h(500T ガス・バーナー一口使用時) | 全く同じ |
ガス消費量 | 207g/h(IP-500 ガス・バーナー一口使用時) | 207g/h(IP-500 ガス・バーナー一口使用時) | こちらも全く同じ |
ゴトク径 | 20.5㎝ | 20.5㎝ | 同じ |
本体重量 | 約3.67kg | 約4.5㎏ | トゥピケが830g重たい |
スタンド | なし | あり(折りたたみ式) | ここが違う |
風防 | なし | あり(2段階調整) | ここも違う |
点火方法 | ライターなどで着火 | 圧電式点火装置 | 大きな違い |
デザイン | ウッドが1ヶ所 | ウッドが4ヶ所 | そうかなるほど |
火力など基本構造は同じだけど、スタンドがあったり風防があったり点火方法がマグネット式だったりとキンジャよりもトゥピケの方が機能的には上ということなんですね。
あとはデザイン。どちらが好みかという点で選べばOK。
まとめ
ガス缶1つで火口が2つ使えるというのは、本当に便利。これまでシングルバーナーでずーっとやってきた私ですが、キンジャにしてよかった!と心からそう思います。
デザイン性も高く、機能的にも満足できるツーバーナー。これは間違いなく「買い」ですね!
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