以前、大人のための高級万年筆ペリカンスーベレーンM400についてご紹介しました。
記事はこちら:至極の万年筆ペリカンスーベレーンM400 EF極細字 書き比べてみた – ママはずぼら
その記事内にも出てきたパイロットカクノですが、普段使いにはとーっても絶妙な文字の太さでした。
今回はその辺りを中心にご紹介したいと思います。
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カクノとはどんな万年筆?
カクノが目指したもの
日本の老舗文具メーカー「パイロット」が「万年筆との初めての出会いを大切なものとなるように」と作ったのが、このカクノです。
万年筆とのはじめての出会いが、大切なものとなるように。
カクノはそんな思いから生まれました。
シンプルだけれど、どこかかわいらしい。
その形には、「書くこと」へ自然と導くさまざまな工夫がつまっています。
こどもから大人まで、きっと書くのがたのしくなる。万年筆、カクノ。
書くのが楽しくなるカクノ4つのポイント
- ペン先にえがおのマーク → さりげない笑顔に癒されます
- キャップのくぼみで開けやすい → しっかり閉まるのに、たしかに開けやすい
- 六角形が持ちやすく、転がりにくい → 手のカーブにフィットするし、机にポンと置いても転がらない
- 三角形のグリップで正しい持ち方が身につく → おにぎりみたいな三角形のグリップが絶妙な持ちやすさ
画像引用元:万年筆 カクノ | 筆記具 | 万年筆 | 万年筆 | 製品情報 | PILOT
インク:初心者にはカートリッジ式が手軽で便利!
カクノのインクは本格的なインクを吸い上げるコンバーター式と、差し替えるだけで使用できる手軽なカートリッジ式があります。
高級万年筆ならコンバーター式がかっこいい気がしますが、1000円で買えちゃう手軽な万年筆ならカートリッジ式で何本か気に入った色を用意する方が楽です。
購入時の付属カートリッジはブラックが1本です。
個人的にオススメなのがブルーです。
万年筆の色といえばブルー という感じがしませんでしょうか。
ということで、付属のブラックは使用せず、別売カートリッジのブルーを購入しました。
カートリッジは5本で200円。安いです。すごーく安い気がします。
ブルー以外には、ブルーブラック・ブラック・レッド・パープル・ブラウン・グリーン・ピンクの全8色が用意されています。
とにかく安い!
1000円で万年筆が買えるなんて驚きですよね。
私の知っている万年筆は安くても4000円くらいでした。
万年筆が1000円という安さなので、お値段なりのおもちゃみたいな書き味かと思いきやそんなことは全くありません。
文字を書くことが好きな大人でも満足のいく書き味です。
「万年筆、使ってみようかなあ」という方にオススメの一本です。
カクノの書き味・太さ
文字の太さ:カクノ EF 極細字
0.5のボールペンよりも細い気がします。
細字が好きな方にはEF極細字がおすすめ。
ただし、どれだけ細字でも万年筆だけあって、とめ・はね・はらいなどひらがなの美しさはきっちり表現できます。これはボールペンには無い素敵なポイントだと思います。
書き味
カリカリと「紙に書いてるぞー!」という感覚をペン先から感じます。
ぬるぬる書けるという感じではないかなあと思っています。
だからと言って、引っかかりがあるとか、書きにくいとかそういうことではありません。
「今、紙に書いている」という適度な抵抗を感じる書き心地です。
文字をどんどん書きたくなる万年筆です。
LAMY EF極細字と比較してみました
海外製万年筆のEFとは文字の太さが全然違います。パイロットの万年筆EF極細字は、海外製万年筆EF極細字よりもかなり細いです。
【細い】カクノ EF極細字 < 海外製万年筆 EF極細字【太い】
と覚えておけばいいでしょう。
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まとめ
そろそろ大人っぽい字を書きたい、練習したいという方。
手書きの文字で心を込めたお手紙を書きたいという方。
必要なものは、パイロットカクノと文字に込める心だけ。
カクノで大人の文字を書いてみませんか?