こんにちは、ずぼらママです。
これまでずーっとファミリーキャンプしか経験のなかった私ですが、ようやくMSRエリクサー2を手に入れソロキャンデビューしちゃいました!
設営がわかりやすくてとても簡単。軽い(全重量約2.7kg)。一人で使うには広めでいい。インナーはカンガルー用にも使える。王道の山岳テントブランド。などなど
ソロキャンプ用テントとして「MSR エリクサー2」の紹介と選んだ理由をご紹介していきたいと思います。
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- 1 ソロキャンプ女子(?)はじめました
- 2 ソロキャンプ用のテント選びは悩みまくりでした
- 3 脱・かわいい。今持っている道具との相性も考えた結果「MSRのエリクサー2」になりました!
- 4 そもそもMSRってどんなメーカー?
- 5 MSR・エリクサー2の基本スペック
- 6 MSRエリクサー2を選んだ2つの理由
- 7 MSR・エリクサー2を設営して感じた6つの魅力
- 8 MSR・エリクサー2のメリット・デメリット
- 9 MSR・エリクサー2をおすすめする人・しない人
- 10 他にも人気のソロテント「MSRハバハバNX」「ニーモ・ホーネット」「ポーラー・ツーマンテント」
- 11 ソロキャンプデビューしてきました!
- 12 車中泊+テント泊でファミリーキャンプにも使える!!
- 13 さいごに
ソロキャンプ女子(?)はじめました
ファミリーキャンパーを始めて早10数年(数えるのが面倒になった)。
子どももある程度成長してきたこともあり、ようやくソロキャンプに行けるようになりました!
女子と言っていいのか悩みますが、ここはあえて女子で押し通そうかと思います(女子というには無理がある気がするけど気にしないで…)。
ソロキャンプ用のテント選びは悩みまくりでした
ソロキャンプを始めるにあたって、テント以外の道具はファミキャンの道具を流用すればいいのでとりあえずなんとかなります。
ファミリーキャンパーですが、ソロ用の焚き火台も持っていますし、調理器具もソロ用のものをある程度持っています。
ということで、私のソロ用テントを探す旅が始まったのですが紆余曲折しまくり。
ワンポール、パップテント、ガレージテント。
モンベルのムーンライトか、こいしさんのパンダか、さくぽんのガレージテントか。
はたまたいきなりぶっ飛んでヒルバーグ?ノルディスク?ニーモ?MSR?などなど、数週間かけて大いに悩んだわけです。
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脱・かわいい。今持っている道具との相性も考えた結果「MSRのエリクサー2」になりました!
女子っぽく可愛い感じにしようかとも考えましたが、どう考えても私の持っている道具に女子っぽさは足りない…。
どっちかというと男っぽい(我が家は私以外女性がいないので自然とそうなりがち)。
それにソロで行くならそんなに大きなテントはいらないな。という結論に達し、最終的にMSRのエリクサー2になりました。
そもそもMSRってどんなメーカー?
MSRは1969年にアメリカ・シアトルの登山家ラリー・ペンバシーが「山での安全」に対する意識向上のために設立したメーカーです。
立ち上げ当初は「登山家にとってベストなギアを作ること」が目標でした。
今ではMSRは全世界で非常に信頼度の高いブランドとなっています。
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MSR・エリクサー2の基本スペック
カラー | グレー、グリーン |
定員 | 2名 |
ドアの数 | 2 |
重量 | 2770g |
フロア面積 | 2.69m2 |
前室面積 | 2.22m2 |
室内最大高 | 102cm |
収納サイズ | 51×17cm |
自立 | ◯ |
付属品 | フレーム一式、テント本体、レインフライ、ステイク(ペグ)、MSRフットプリント(グランドシート) |
フライ材質 | 68D ポリエステルリップストップ 耐水圧1,500mm ポリウレタン&DWR コーティング |
ポール材質 | 7000 シリーズアルミ |
キャノピー材質 | 40DリップストップナイロンDWR コーティング、20D マイクロメッシュ |
フロア材質 | 70D ナイロンタフタ 耐水圧3,000mmポリウレタン&DWRコーティング |
生産国 | ベトナム |
価格 | 38500円税込(2021年8月17日現在) |
非常に丈夫で組み立てやすく、コストパフォーマンスの高いモデル。
エリクサーは1から4まであり、それぞれ数字は定員を表しています。
今回私が購入したカラーはグリーンです。
MSRエリクサー2を選んだ2つの理由
今回ソロキャンプでありながら2を選んだ理由としては、
- コンパクト・軽量でも室内空間にゆとりが欲しかったこと
- 末っ子とデュオキャンプに行くかもしれないこと
- グランドシート(フットプリント)が最初から付属している
一人用のエリクサーならもっと軽量化できるので、徒歩ソロキャンパーさんや少しでも荷物を軽くしたい小さくしたいという人は2じゃなくてもいいのかな。
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MSR・エリクサー2を設営して感じた6つの魅力
まだ数える程しか使用していませんが、使ってみた感じた率直な意見を書いていきます。
1・設営が簡単すぎる
これまでファミリー用の大型テントしか設営したことがなかったので、ソロ用テントがこんなにも簡単なのかと驚きながら設営しました。
テントのサイズが小さいというのもありますが、ポールの径も細いし、ショックコードでほぼ全て繋がっているのでポールが迷子になることなく、本当にラク!
ポールが色分けされ、同じ色のグロメット(ポールを差し込む金具)に差し込むだけなので、設営中に戸惑うこともありません。
MSRなら一人で10分かかりません。もしかしたら手際よくいければ5分くらいで設営できるかも!
2・虫の侵入を防ぐマイクロメッシュ。メッシュ部分が多く息苦しさがない!
エリクサーのインナーはメッシュパネルが多用されています(上部と両サイド)。
小さいテントはテントの高さも低いので圧迫感があり息苦しいかな。という心配は全然必要ありませんでした。
メッシュ部分が多く、外気の入れ替えが十分にできます。テントの中で火器類を使うことはありませんが一酸化炭素中毒などの心配も減ります。
小さな虫の侵入も許さないぞ!というくらいに細かい目のマイクロメッシュなので、虫が苦手な方にもおすすめです。
3・居住空間が広い!大人二人が寝転んでも余裕。カンガルーテントにも使える
中に寝てみるとよくわかるのですが、一人で寝るにはかなり広いです。
大人二人が寝転んでも窮屈すぎるということが全然ありません。
ソロ用のEVAマットを2枚敷いてぴったりサイズです。
フライをかけずに、大型テントの中にインナーだけを入れればカンガルーテントとしても活躍してくれます。
4・ベンチレーションが2か所 結露も防いでくれる
フライにベンチレーションが2か所ついているので、中に籠った熱で結露をするということもありませんでした。
使用期間が初夏から秋口とまだ結露をする時期でもないのですが、これまでのキャンプ経験から言って、こんなに小型のテントにもベンチレーションがきちんとついているのは、さすが山岳テントだなと感じたところです。(安価なテントにはこういう機能が備わっていません)
5・インナーとフライの間にできる空間がキャノピーになり便利
多くのドームテントでは靴をしまう場所に悩みがちですが、このエリクサーはインナーとフライの間に絶妙な空間が生まれます。
そこに脱いだ靴やテントの中に入れるのは少しためらうような荷物(クーラーボックスや薪など)を収納できます。
天気が悪くなりそうだなというときに、そのスペースに荷物を置いておけるし、雨で靴が濡れる心配もありません。
6・めちゃくちゃコンパクト!キャンツーにも持っていける!!
ファミリーキャンパーからしたらこんなに小さくなるテントは夢のまた夢!
初めて自分の手にした時には「さすがソロテント!!」と叫びたくなるほどのコンパクトさ(収納時51×17cm)に衝撃を覚えました。
しかも軽い!重量2770gというのはすごいです。
だっていつも使っているファミキャンテントのランドロックはポールも入れて24kgくらいですからね…。
およそ10分の1。比べちゃいけないのはわかっていますが、驚いたこの気持ちを書き残しておきます。
これならバイクでのキャンプにも軽々持っていけます!(小型二輪免許取得予定。教習所が激混みすぎてつらいです)
MSR・エリクサー2のメリット・デメリット
ここまでいいところばかり話してきましたが、デメリットはないのか気になりますよね。
私が感じたメリット・デメリットを記載しておきます。
メリット
- コンパクトで軽量
- 設営が簡単わかりやすい
- 通気性がいい(ベンチレーション2か所とインナーがメッシュ多い)
- 風に強い
デメリット
- 室内で立ち上がれないので背の高い人は着替えが大変(室内高最大102cm)
- メッシュが多いので寒さを感じやすい
- UL(軽量)を目指している人からすると重い
MSR・エリクサー2をおすすめする人・しない人
おすすめする人
- 車で移動するオートキャンプ派のソロキャンパーやデュオキャンパー
- 暑がりさん
- 圧迫感が苦手な人
おすすめしない人
- UL(軽量)を目指しているソロキャンパー
- テントの中で直立したい人
他にも人気のソロテント「MSRハバハバNX」「ニーモ・ホーネット」「ポーラー・ツーマンテント」
MSR/ハバハバNX
ニーモ(Nemo)/ホーネット
ポーラー(POLeR)/ツーマンテント
ソロキャンプデビューしてきました!
というわけで、ソロキャンプデビューをした時の動画を作りました。
お暇な時にでもぜひご覧ください。
車中泊+テント泊でファミリーキャンプにも使える!!
ファミリーキャンプにソロテントが使えるってどういうこと?
実はファミリーキャンプでもエリクサーをガンガン使っています。
というのも、ずぼらママ家は2021年の5月に車を車中泊ができるベッドキット付きのハイエースバンに入れ替えました。
FLEXのrenocaというハイエースのリノベーションカーです。
ハイエースは2WDだと後輪駆動(FR)なので、スタッドレスタイヤを履いて冬キャンプに行くような我が家には不向き。
キャンプ道具を積んだ状態では、ぬかるみにも意外と弱いです。
そんなわけでずーーーーーっとハイエースの4WDでおしゃれな感じを探していたのですが、数年見つからず、ようやく見つけたのが今の車というわけです。
と、まあ、車に関するお話はまた別の機会にまとめていきます!
ゆるバンライフ
そんな車中泊ができる車に入れ替えたので、車中泊をしたくなるのは必然。
だけど五人家族。しかも一番上の子どもは中学生となると、ハイエースでの車中泊もさすがに窮屈です。
そんなわけで、同じサイト内で車中泊メンバーとテント泊メンバーに分かれてキャンプをするようになりました。
これが意外にも楽!大きなテントを設営しなくてもいいというのは非常に負担が減りますね。
そして、車載荷物の量も減るのでSUPなどのアクティビティ道具も積んでいけるようになり、キャンプとSUPを一緒に楽しめるようになりました。
最近は、こんなキャンプスタイルを「ゆるバンライフ」と呼んで楽しんでいるずぼら家です。
私がハイエースを運転し、夫はバイクでツーリングしながらキャンプ場で合流という新しい楽しみも増えました。