就寝中の歯ぎしりやびっくりするほどの力がかかっている噛みしめ。
「朝起きたら奥歯が痛い」「奥歯の歯茎が腫れていて痛い」
あなたはそんな痛い経験ありませんか?
私はまさに先日、そんな痛い思いをしていました。
そんな時に見つけたのが自分の歯型に成型できる簡単で安価なマウスピース。
これが想像していたよりも、強い噛みしめや歯ぎしりによる歯茎の炎症を和らげてくれました。
同じように辛い思いをしている方が一瞬でも楽になれるマウスピースをご紹介します。
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私の歯ぎしり・噛みしめ体験
これまでは
どうやら体がストレスを感じているとき、寝ている間無意識にやっているのだそうです。
私はこれまで数える程度しか指摘されたことがなかったので、そんなに頻繁にはしていないつもりでした。
痛くなった原因となる最近の歯ぎしり・噛みしめは
朝起きて自分でもわかるほど右奥歯に力がかかっていました。
目が覚めた瞬間もまだ、奥歯をギューっと噛みしめているのです。
口を開けるのが少し痛いくらいまでに噛みしめている日が何日も続いていました。
朝起きると急に歯茎が痛みだした
そんな状態が1週間ほど続いたある日。
右上の奥歯が痛みだしました。
歯と歯が噛み合わさるだけ、触れるだけで神経に触っているような感覚です。
その歯の神経はすで根管治療を終えていて無いのですが、それでも神経が疼いているような痛みでした。
常にジンジン痛く、間違って噛み合わせるとズキンと響く感じです。
右側で咀嚼するのが困難なほど痛く、痛くなってから2〜3日は左側で咀嚼していました。
歯ぎしり緩和にマウスピース
歯医者に行かずどうにかしようとマウスピースを買う
「歯ぎしり 痛み 緩和」などと調べるとすぐに見つかったのが「マウスピース」。
歯科医院で作ってもらうには丁寧な診察とそれなりの費用がかかる・・・。
予約を取ってからマウスピースが完成するまでこの痛みを我慢できない私は、Amazonでマウスピースを物色。
翌日届くという評価も良さそうなマウスピースを早速購入。
購入したものがこちら。
自分の歯型に簡単成型できる「Dr.スリーパー」
Amazonで送料込み2000円。2組分入っているので、万が一1個目の成型に失敗しても大丈夫そう。
これで歯医者に行かずとも痛みが緩和されるなら。と購入してみました。
「人体への悪影響が指摘されていたBPA(ビスフェノールA)の入っていないBPAフリー素材」という表記もあり、安心して使えそうです。
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Dr.スリーパーを使ってみた
内容物の確認
いざ成型
- マウスピースをお湯の中に20秒ほど浸けて、スプーンなどですくって一旦キッチンペーパーの上に退避。
- 火傷しないと思うので、お湯から引き上げて数秒の熱いうちに口の中に入れる。必ず上か下か片側ずつやること。
- 大きい方が上側、小さい方が下側
- 口に入れたら、歯と歯茎に密着させるように吸い上げたり、舌で押し付けたり、両端は頰の上から手で軽く押してあげるのもいいです。
- なるべく薄くしたいなら上の工程は素早く丁寧にやるのがコツ。私はこれを失敗して少し厚くなってしまいました。
- 成型したら冷水で洗う。私は水道水でジャーっと洗い流しただけですが、ちゃんと完成しました。
- なんとなくまだ合わないという時は、成型後であっても熱湯に浸して微調整が可能です。
説明書を読んで難しいかなと思っていた成型ですが、思っていたよりもすごーく簡単でした!
完成
人の歯型なんて見るのは気持ち悪いかもしれませんが、レビューということで一応写真も掲載しておきます。
感想「つけると歯茎の痛みが和らいだ!!」
噛みしめすぎて上の奥歯の歯肉が炎症を起こしていた私。
炎症を起こしているのとは反対の下側にマウスピースを装着。
マウスピースをつけた後に、あむあむと噛み合わせてみてもあの痛みが10分の1くらいになったように感じました。
本当は寝ている間やスポーツ用に使用するのだそうですが、今まさに歯が痛い私は昼間でも飲食以外ではこれを装着していました。
本当に痛みが緩和されて楽でした。
が、私の場合これだけでは終わらず・・・。
その後
「あ〜!マウスピースのおかげで歯が痛くなーい!」と幸せを感じていたのも束の間。
風邪をひきました。
そして風邪のせいで免疫・抵抗力が落ちたところに歯肉の炎症がさらに悪化していきました。(歯科衛生士さんから聞いたのですが、お口の中は肛門よりも細菌数が多いのだそうです。それが風邪によって極端に抵抗力が落ちたところに悪さをしたのだとか・・)
結果、歯茎の腫れが歯の周り全体からさらに進行して上顎にまで広がりました。
解熱とともに腫れも酷くなり、痛み止めだけではどうにもならないほど痛くなり、おとなしく歯科医院に行きました。
レントゲンを撮り被せていた銀歯を外す応急処置をし、数日様子を見た結果、抜歯することが一番いいという話になり抜歯をしました。
抜歯をした日の夕方には歯茎の腫れが嘘のようにひき、あれだけ酷かった歯茎の痛みもなくなりました。
最後に
痛みのない歯ぎしりや噛みしめにおすすめなのはもちろん。
歯ぎしりや噛みしめが原因とわかっている歯痛。
なかなかすぐに歯医者に行けないという時にはマウスピースがおすすめです。
しかし自己診断は厳禁です。痛みがあるなら必ず歯医者に行ってください。
今回私は風邪が最後に悪さをして抜歯という結果になってしまいましたが、歯ぎしりや噛みしめ緩和ができることは朝起きた時の疲労度が違うことに気がつきました。
朝起きてすぐ肩が凝っているなんて時には、奥歯をギューっと噛みしめていました。
そういった小さい不調が緩和されると寝起きが違います。
もしも悩んでいるなら一度試してみる価値アリです。
あなたの不調が少しでも楽になりますように。