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ソトシルで読む 2020年1月、山梨県本栖湖にあるキャンプ場「浩庵キャンプ場」。お正月休み明けすぐの日曜日から月曜にかけて、2020年初張りキャンプをしてきました。ここの景色は何度見ても飽きませんね。本当に素晴らしい。[…]
前編では浩庵キャンプ場のトイレ・炊事場など基本的な設備、湖畔サイトから見える富士山について主に振り返りました。
後編では夜の富士山や星空はどんな感じなのか、林間サイトの様子、買い出し情報や子どもたちの遊び、今回のキャンプ料理(staubでビーフシチューなど)を振り返りたいと思います。
場内の様子振り返り動画はこちらです。
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本栖湖・浩庵キャンプ場「林間サイト」を覗いてみました
湖畔の後ろ側に広がる林間サイト。
風の強い日や傾斜が苦手な人はこちらがおすすめです。
林間サイトから見える富士山はどんな感じか振り返っていきますね。
林間サイトの特徴
- 林間サイトはトイレ・炊事場に近く、地面が平坦なのが魅力的。
でも林間サイトから富士山見えないんじゃない?と思いますよね。
大丈夫!いい場所を確保できれば林間サイトでも富士山と本栖湖の組み合わせを堪能できます。
- 林間サイトは湖畔サイトほど広くなく、いたるところに木が生えています。
- こちらもフリーサイトなので好きな場所にテントを設営できます。
- そして林間サイトも直火OK。
ただし湖畔サイトと違って大きめの石があまり転がっていないので、カマドを作りたければ石をどこかから集めてくる必要があります。
林間サイトから富士山を堪能するには「湖畔側を死守せよ!」
死守なんて言うと大げさですが、湖畔側ギリギリじゃないと木々が邪魔をして富士山が見えません。
湖畔側に突き進むとこんな風に開けた場所もあります。
湖畔側から比べると木々が邪魔をしてしまいますが、ギリギリに立てば綺麗に見えます。
林間サイトは湖畔側ほど綺麗に富士山を見ることができませんが、何と言ってもトイレ・炊事場に近く便利です。
こんな風に湖畔側に場所を確保できれば、富士山と本栖湖を一望できます。
が、なかなかいい場所を取れないとこんな風景です。下。
ポジティブに考えると夏は涼しくていいかもしれません。森林浴も楽しめそうです。
それに少し歩けば目の前は絶景です。ちょっとだけ自分が移動すればいいだけです。
それに林間サイトは湖畔からの冷たい風を和らげますし、湖畔サイトほどテントに霜が降りることもありません。
林間サイトおすすめスポット
トイレ・炊事場の方から湖畔サイトに向かう道路。下の写真、左てに白いワンボックスが止まっている場所。
その左上の林間サイトが実はかなりの穴場。車が入っていけない場所なので、下のスペースに駐車して荷物を運ぶ必要があります。
その穴場サイトがこんな感じ。
ランドロックのような大型2ルームを設営するのは厳しいかもしれませんが、ワンポールテントやコールマンのドームテント+連結できるスクリーンタープくらいなら設営できそうな広さでした。
実際にそのくらいの大きさのテントやワンポールテントを設営している方がいました。
で、そこからの景色がこれです。
この場所は隣に倉庫のように使われている建物があるために、ここだけプライベート感満載です。
誰かがテントの周りに侵入してくる心配もなさそうな位置です。
トイレ・炊事場もすぐ近く、湖畔側のように傾斜もないので、テントが設営できそうであればここはいい場所だと思いました。
浩庵キャンプ場・星空や夜の富士山、朝の富士山
日が落ちると富士山は楽しめないのか?と言うとそうでもありません。
冬は熱燗を用意して「月見で一杯」に最適なロケーションです。
この日は風が強く月明かりもバッチリで夜空の写真を撮るのに苦労しましたが、なんとか星空撮れました。
もう少し新月に近ければもっと星がたくさん見えたかな?と思います。
それと富士山の左奥の街明かりが結構明るいので、天の川が見える!と言うくらいすごい星空ではなさそうです。
日暮れ時の富士山。
下は夜の富士山。
ちょっと露光時間を長くして撮ってみました。
朝焼けに染まっていく富士山。しかしこの後一番狙っていたタイミングで富士山は雲に隠れてしまいました・・・。
下は朝9時頃の写真。
おはよう、富士山。
今年はやはり暖かいのか、思ったほど富士山に雪が積もっていない気がしました。
こんな感じの富士山を年中堪能できる浩庵キャンプ場はすごくいい場所だと思います。
しかも直火OK。
燃えかすをきちんと始末していく人が大多数ですが、中にはそのまま放置しているものもあったり、風で飛んできたゴミも目の前に落ちているのに拾わなかったり、せっかくの素敵な場所を汚い場所にしないためにも、それぞれが無理なくできる範囲でちょっとした心がけが大切だなあと感じました。
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キャンプに来て遊具やゲームなんて必要ない
我が家のキャンプは子どもが遊ぶおもちゃなどは滅多に持って行きません。
トランプやたまたま積んであったゴムボールを持って行く事はあっても、ラジコン、ゲーム機などは持って行くことがありません。
遊具のあるキャンプ場は確かに子どもにとって楽しいですよね。特に我が家の4歳の三男は目を輝かせます。
が、子どもは無いなら無いなりに遊びを見つける天才です。その辺に転がっている石ころや木の枝、葉っぱ、虫、土、なんでも上手に遊びに取り入れます。
特にこの浩庵キャンプ場ではそうでした。
砂を掘ってシーグラスならぬレイクグラスを探してみたり、その辺に落ちている枝や買ってきた薪を面白い形や高く組んでみたり、石で水切りをしてみたり。
今年小6になる長男が「このキャンプ場、本当に面白かった!」といつもはそんな事を滅多に言わない長男がそんな事を言っていました。
「何が楽しかったの?」と聞くと「何がっていうより、いろんなことができて面白かった」と。
自然に身を置くことの楽しさを直に感じているんだろうなと思いました。
買い出し情報
一番近いコンビニ「ヤマザキYショップ精進湖店」
本栖湖キャンプ場から約10km。車で15分くらい。冬季は夜7時閉店だそうです。
こちらが一番近いコンビニです。ヤマザキ系列のコンビニなのでいちご大福や豆大福などがレジ前に売られています。
豆大福美味しかったです。
一番近いスーパー「マックスバリュー富士河口湖店」
一番近いと言っても距離にして21.4km。車で片道30分です。
営業時間は朝の7時からなので、キャンプ場に向かう直前に立ち寄るのがベスト。
マックスバリューがある場所はスポーツデポ、ホームセンターくろがねや、モスバーガー、100円ショップなどの複合施設となっているので、買い物にはとても便利です。
噂の薪やさん「俺の薪」
マックスバリューから国道を挟んだ向かい側に噂の薪やさん「俺の薪」があります。
キャンプ用の薪だとひと束税込500円という格安。スウェーデントーチや暖炉用薪の販売(こちらもひと束500円)もあり、タイミングが合えば是非とも立ち寄りたい場所。
おそらくキャンプ用薪となっているのが針葉樹系で、暖炉用となっているのが広葉樹系かと思われます。
次回この辺りのキャンプ場利用の際は、ぜひ寄っていこうと思います。
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今回のキャンプ料理
staubでビーフシチュー
今回はストウブを持参しました。
ビーフシチュー煮込んでます😊
一缶使わなかったf^_^; pic.twitter.com/IBRvebJR2H— ずぼらママ@ファミリーキャンパー&アウトドアライター (@zubora_mama) February 16, 2019
キャンプ前日に野菜を切りジップロックに入れワインに漬け込み、肉も軽く塩胡椒をしてジップロックに入れ赤ワインに漬け込み、それをストウブの中に入れて持ってきました。
キャンプ場に着いたら、肉を炒め、野菜を漬け込んだワインと水で煮込み、柔らかくなったらデミ缶を入れてさらに煮込むだけ。
味付けはデミ缶、ケチャップ、ウスターソースだけです。
煮込むのは冬キャンプならではの「石油ストーブ」の上でもできますし、基本放置でできる簡単料理。
バゲットや食パンにつけて食べても美味しく、体ぽっかぽかになるのでおすすめです。
コロダッチで焼きりんご
一度作ったら子どもたちに「今日も作って!」とせがまれるようになった焼きりんご。
注意点がひとつありまして、りんごをコロダッチがの蓋がきちんと閉まる大きさに調整しないと柔らかい焼き林檎になりません。
りんごの芯の抜き方はとっても簡単。上下とも芯の周りに包丁を刺して切り込みを入れ、後は手で芯を押し出すだけ。
なかなか芯が抜けてこなかったら、何度か切り込みを入れなおせばいいだけです。
スプーンでくり抜くよりも指が痛くならなくてたぶん楽です。どうしてもりんごを貫通させたくない場合はくり抜くのが一番です。
セブンイレブンの冷凍食品が美味しい
最近我が家のお気に入りは「セブンイレブンの冷凍ピザと冷凍チャーハン」です。
キャンプ場に着いて1回目の食事はだいたいこれです。お昼とか。小腹が空いた時とか。
冷凍食品ってあまり美味しくないと思っていたのは時代遅れで、今の冷凍食品はすごく美味しくなっていますね。びっくりしました。
キャンプの時にはこういった冷凍食品が一食分でもあると本当に楽です。
メスティンご飯と焼き魚
前にも書いた記憶がありますが、メスティン炊飯はご飯炊くの失敗しません。
鍋で炊く時と違って吹きこぼれもほとんどありません。吹きこぼれがないのは本当にあとが楽。
朝から焚き火してたから遅い朝ごはん pic.twitter.com/zgVKw4AyfL
— ずぼらママ@ファミリーキャンパー&アウトドアライター (@zubora_mama) February 16, 2019
このホッケは実家から届いた羅臼のホッケでした。
ホッケの歯 グワァーッ pic.twitter.com/WNgDQCuvqv
— ずぼらママ@ファミリーキャンパー&アウトドアライター (@zubora_mama) February 16, 2019
そして、シャケは鉄板の上にアルミホイルを敷いて焼いてはいけません。
くっついて台無しになります。鉄板洗いたくないなあというずぼら根性丸出しでごめんなさい。
シャケ焼くのは失敗しました。
皮目がくっついてぐちゃぐちゃにw pic.twitter.com/WIx4vAHtMY— ずぼらママ@ファミリーキャンパー&アウトドアライター (@zubora_mama) February 16, 2019
さいごに
今回のキャンプは景色もご飯も本当に美味しくて、これまでのキャンプでトップレベルの満足度でした。
河口湖ICを降りてからもっと遠いのかと思っていたら、意外と近かったのも嬉しい誤算。西湖からほんの少し行けば着いちゃいますね。
ゆるキャン△の聖地として大賑わいだろうから、混雑していてなかなか行けないだろうなあと思っていました。
でもやっぱり行ってよかった。冬に行けて良かった。
人気のキャンプ場というのは、本当に「これ」という人気が出る明確な理由があるんだなあと感じたキャンプでした。
それでは、このブログ記事が皆様のキャンプ計画の参考に少しでもなれたら幸いです。
皆様のキャンプが、お天気に恵まれたいいキャンプになりますように。
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