自宅やテントの結露対策!吸水スポンジ3種類で吸水力実験

毎年暖房の季節や冬キャンプ時期になるとやってくる結露。

お家の中はもちろんですが、キャンパー界隈ではテントの結露対策も急務ですよね。

今回はテント内の結露対策にもバッチリ使えそうな「吸水スポンジ」3種類の吸水力を実験。

用意したのは、近頃SNSを中心に大人気の「ニトリ・超吸水スポンジ」、同じく「ニトリ・セルローズ吸水マット」、我らが100均「ダイソー・PVA吸水クロス」の3種類。

一体どんな結果になるのでしょうか?

それでは時々キャンプ目線が入ってきますが、最後までどうぞお付き合いください。※それぞれ体積が違うもので比較をしています

2018年11月10日初稿 2019年12月18日追記

スポンサードサーチ

気になる3つの吸水スポンジ、吸水力実験!

用意したのはこの3つ

f:id:zubora_mom:20181110123737j:plain

左からニトリ・超吸水スポンジ、ニトリ・セルローズ吸水マット、ダイソー・吸水クロス

大体の都市で手に入りやすいものを選んでみました。

  • ニトリ 超吸水スポンジ 税込399円
  • ニトリ セルローズ吸水マット 税込399円
  • ダイソー 吸水クロス 税込108円

素材が同じものはニトリの超吸水スポンジとダイソーの吸水クロスです。

セルローズ吸水マットはよく食器の水切りなどに使用されていますね。

吸水スポンジ系の便利なポイント

給水スポンジの便利なポイントは絞れば何度でもカラッと吸水できる、すぐに何度も繰り返し利用できる点です。

雑巾やマイクロファイバー系との違いは、絞ってもべちゃっと水っぽくならないこと。

絞って拭けば何度でもカラッと拭き上げることが可能です。カラぶきいらずなのは便利ですよね。

実験開始!

ニトリ 超吸水スポンジ

お風呂掃除用具のコーナーにあります。

f:id:zubora_mom:20181110123625j:plain
ニトリ 超吸水スポンジ
f:id:zubora_mom:20181110123706j:plain
開封。乾燥して固くならないよう、さらに内袋で包装されています。
f:id:zubora_mom:20181110123734j:plain
肌触りは吸い付くようにしっとりとしています。

使用前に何度かすすぎ洗いの必要があります。手荒れを起こしやすい成分が入っているのだそう。包装の裏に説明書きがありますので、よく読んでから使用してください。

f:id:zubora_mom:20181110123613j:plain
水200mlを用意

水をバットに流し入れ、そこにスポンジを置く。

f:id:zubora_mom:20181110123616j:plainf:id:zubora_mom:20181110123641j:plainf:id:zubora_mom:20181110123709j:plain
面白いほどグングン水を吸い込んでいきます。

ここまで10秒ちょっとくらい。200mlあった水が、あっという間にほぼ吸水されました。

残った水は・・・

f:id:zubora_mom:20181110123749j:plain
なんと50ml以下!

バットに残った水はほんのわずか。ほぼ200mlの水を吸いきりました。

これは噂通りの吸水力。人気で売り切れる日もあるのが頷けます。

食器洗い用スポンジに近い大きさで手に持ちやすく、窓やお風呂の結露を拭くのにバッチリですね。

もちろんテントの結露にもバッチリ!絞れば何度でも使えるのは、キャンプでは便利なポイントです。

ダイソー PVA吸水クロス

f:id:zubora_mom:20181110123635j:plain
ダイソー PVA吸水クロス
f:id:zubora_mom:20181110123718j:plain
ニトリの超吸水スポンジと同じく、外袋・内袋と二重に包装されています。

同じく200mlの水をバットに流し入れ、吸水クロスを投入。

f:id:zubora_mom:20181110123703j:plainf:id:zubora_mom:20181110123644j:plain
表面積が大きい分、ニトリの吸水スポンジよりも吸水スピードが早いです。

あっという間に吸水。

f:id:zubora_mom:20181110123650j:plain
残った水はほんのわずか。20mlあるかどうか

この吸水力はとんでもない!

あれ?これ100均なのに、ダイソーなのにすごい。

ニトリ セルローズ吸水マット

こちらはキッチン周りのコーナーで発見。吸水スポンジと売り場が違うので、探すのが大変でした。

f:id:zubora_mom:20181110123746j:plain
ニトリ セルローズ吸水マット
f:id:zubora_mom:20181110123619j:plain
厚さ8mm。触り心地はしっとりふかふか。

これまでと同じく水200mlをバットに流し入れ、吸水マットを置く。

f:id:zubora_mom:20181110123657j:plain
この3つの中では圧倒的早さで水を吸い込んでいきます。

そして驚きの結果が!

f:id:zubora_mom:20181110123730j:plain
99.9%ほど水を吸い上げました!残った水を測れません!!

一番水を吸ったのは!?

第3位 ニトリ・超吸水スポンジ

f:id:zubora_mom:20181110123638j:plainf:id:zubora_mom:20181110123709j:plain
確かに吸水力はバッチリです。
f:id:zubora_mom:20181110123749j:plain
吸い残した水は50ml以下

なんとSNSでの人気とは裏腹に吸水力第3位という結果に。

私の予想ではこれが一番かなあと思っていたので、意外な結果でした。

第2位 ダイソー・PVA吸水クロス

f:id:zubora_mom:20181110123718j:plainf:id:zubora_mom:20181110123703j:plain
車を拭くセームに似た色。期待感は一番低かったのですが・・・
f:id:zubora_mom:20181110123650j:plain
吸い残した水は20ml以下

ニトリの超吸水スポンジと同じ材質のものが100円で買えるのに、ニトリのそれよりも吸水しちゃうとは超意外。

雑巾のように遠慮なくギュッと絞れるので、繰り返し使用する際にも扱いやすいです。

第1位 ニトリ・セルローズ吸水マット

f:id:zubora_mom:20181110123746j:plainf:id:zubora_mom:20181110123657j:plain
ニトリ・セルローズ吸水マット

上2つとは材質が違うので、それほどまでに期待していませんでした。それがまさかの吸水力。

f:id:zubora_mom:20181110123730j:plain
200mlの水をほぼ綺麗に吸い上げたセルローズ吸水マット

一つ難点を挙げるとすれば、使用前のすすぎで青い水がたくさん出ること。3回くらいのすすぎでは足りませんでした。

濡れたままの食器をこのマットに置いたままにしておくと、もしかしたら色移りしてしまうこともあるかもしれません。

使用前、色移りしては困るコットン系を拭き取る際なども、事前によーくすすいでおくことをお勧めします。

厚さ比較

f:id:zubora_mom:20181110123727j:plain
左から、ダイソーPVA吸水クロス、ニトリ超吸水スポンジ、ニトリセルローズ吸水マット

一番薄くてキャンプに持ち運びやすく、日常でも取り扱いやすそうなのはクロスタイプのダイソーですね。複数枚用意しても邪魔になりません。

ニトリのセルローズマットはテントの結露対策以外に、本来の使い方である食器の吸水マットとしてもかなり活躍しそうです。

一番期待していたニトリの超吸水マットも、吸水力で多少の差はつきましたが、他の2つと比べて大きな遜色はありません。

最後に

f:id:zubora_mom:20181110165900j:plain

結露対策として一番望むことは「結露を発生させないこと」ですが、どれだけ対策しても完璧に結露が発生しないとはなりませんよね。

発生してしまった結露は朝のうちに「早めに拭き取る」のが一番です。

使う場所や用途に合わせて好みのタイプを選んでみてはいかがでしょうか?

ちなみに私の一押しは、価格も安くてキャンプのテント結露拭きとしても使いやすい「ダイソーPVA吸水クロス」です。何枚か用意しておきたい!

ダイソーのだと汚くなったら惜しみなく捨てられる気楽さもいいですね。

スポンサードサーチ

実際に使用した感想(2019年12月追記)

この記事を書いてから何度も使用してきましたが、スポンジよりも給水クロスの方が使いやすいです。

フロアモップに挟んでテントの天井を拭くこともできますし、ハタキのようにペシペシとテントを叩きながら拭くという荒技もできます。

ダイソーがいいかニトリがいいかでいうと、先にも書きましたが躊躇することなく使えるダイソーが便利。

どれにも共通して言えることは、乾燥するとパリパリで収納しにくい。この時期はカビが生えにくいので収納したい形に畳んだ上で放置しておく方がいいです。

ということで、冬キャンプの結露対策に試してみてくださ〜い!

▼こちらの記事もどうぞ!

関連記事

  ソトシルで読む  我が家愛用のSmartTap社のポータブル電源PowerArQ。電気毛布2枚を自宅で使用した結果と、実際に冬キャンプで2枚使用した結果(大人2人、子ども3人で使用)をご報告いたします。ぜひぜひ今[…]

パワーアーク power arc ポータブル電源 冬キャンプ 電気毛布
関連記事

  ソトシルで読む  一段と冬の空気を感じるようになってきた今日この頃。冬キャンプが待ち遠しくなりますね。ごついウィンターブーツもいいですが、サクッと気軽に履けるウィンターサンダル。おすすめです!その他、キャンプ中に[…]

冬キャンプ サンダル 手袋
関連記事

  ソトシルで読む  我が家の冬キャンプ必需品の石油ストーブ。今回はスノーピークから発売されている石油ストーブ・煮炊き用こんろ「タクード」の使用レポートをお届けします。コンパクトでありながら燃焼時間が長く、スノーピー[…]

関連記事

ソトシルで読む  冬キャンプの焚き火は本当に気持ちがいい。深呼吸をすると肺の奥にツーンと刺さるような冬キャンプの朝の空気。そんな冬キャンプの魅力に気がつき始めたあなた。今回の記事は「冬キャンプってどんなものが[…]

冬キャンプ
テント結露対策 スポンジ
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう