こんにちは、ずぼらママです。
2014年生まれの三男は、来年の春には幼稚園生です。
3人目ともなると、産んでから入園まであっという間です。
長男・次男の時と比べると、時が過ぎるスピードが随分違います。
速いです。速すぎます。
まあ自分がまた歳を取ったからそう思うだけなんですが。
ジャネーの法則とは?
実はこの現象にはちゃんとした名前がついていたんです。知りませんでした。
「ジャネーの法則」って言うんですって。
19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネにより発案され、甥の心理学者ピエール・ジャネの著書で紹介された法則です。
ちなみにお二方ともそこそこ美男子です。
その甥のピエールさんはフロイトよりも先に無意識を発見したとか、ユングに影響を与えた一人とかも言われているそうです。
そのジャネーの法則によると
「時間の心理的長さは年齢に反比例する」そうです。
5歳の1年は 5分の1
50歳の1年は 50分の1
50歳の一日は5歳の10日、50歳の1年は5歳の10年 ということになりますね。
当たり前ですが、現在進行している時間の感じ方は誰でも同じ。
過去を振り返った時に早いと感じる時間が違うのだそう。
例えば1日、1週間、1か月、1年を振り返った時に、
「あー、今日一日もあっという間だったな~」
「あー、今年ももう残り半分か~」とか、そういう時間の感じ方が年齢に反比例するそうです。
小学生の夏休みが永遠に感じた
そういえば小学生の時って夏休みが始まって2~3日は、夏休みがすごーく長く永遠に続くように感じていた気がします。
小蝦夷セミの声(北海道の田舎に住んでたから)、
蚊の飛ぶ音、
扇風機の回転音、
庭から匂ってくる土の蒸れてむわっとした匂い、
砂利道を自転車で走る音、
テレビから流れてくる「みのもんたのあなたの知らない世界」
全てが永遠に続くような、続いてほしいような記憶を思い出しました。
でも2学期始業式の前日くらいになると「あー、もう学校か」と一気に現実に引き戻される感じ。
あれから30年近く経っても、こうして思い出せるほどあの頃の経験って強烈だったのかも。
歳の重ね方
毎日くだらないことをして過ごしても、振り返ると「あっという間に歳をとっていた」
毎日が濃厚で濃密な人生を過ごしても、振り返ると「あっという間に歳を取っていた」
私はどっちがいいかなあ。
20代の時のような良くも悪くも熱い情熱はもう持てそうにないし、そんなに情熱ほとばしりたくないし、理想はほどほどがいいなあ。
30代でこれだけ時間が過ぎるのが速く感じるってことは、60代なんて1週間をを振り返ると、30代のほんの2、3日くらいなんでしょうか。
30代後半で一週間が4、5日くらいで過ぎ去っていく感覚なんですけどね。
まとめ
来月は新入社員がやってくる季節ですし、一言挨拶・紹介なんて場面で「ジャネーの法則」でもお話してみるのも良いかもしれませんね。
三男2歳3か月の1日は私の何日だろう?
そう考えたら、もう少し丁寧に接してあげないとなあと反省もしたりします。
以上、ジャネーの法則って知ってる?この現象に名前がついていたとは。でした。