これまでにもフジカハイペットの購入のはなしや、使用後3ヶ月のレポート記事などを書いてきましたが、今回は1年以上使用して感じたことをまとめていきます。
これからフジカハイペットを購入しようと思っている方。整流リング付きがいいのか、反射板はどうしたらいいのかについても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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納期1年待ち以上!フジカハイペットの人気はすごい!
キャンプに使う灯油ストーブを探していると必ずと言っていいほど目にする「フジカハイペット」。
ネットでの決済はもちろん、ネットでの注文もできないというレガシースタイル。
いや、レガシースタイルが悪いのではなく、きちんと顧客のことを考えた上での昔ながらの販売スタイルを取り続けているんだと思っています。
人気ブランドの人気商品を真似て、低品質・低価格で販売しているようなところとは大違い。
作っている製品にこだわりと誇りがあるからこその販売スタイル。決して嫌いじゃないです。
これも人気が衰えない秘密なのかもしれません。
と、前置きはこの辺にして、これまで私が使用してきた感想などを交えてご紹介していきます!
あ、あと納期はかなり余裕を持った日付で案内されていますので、実際は最低でも数週間ほど早いことの方が多いようです。
以前Twitterでこんな風に呟いていましたが、もう2年前なんですね〜。時が経つのが早い!そしてこの時の納期は2週間ほど早かったようです。
わーい!私のフジカが届きました〜!!!
12月上旬予定と言われていましたが、2週間ほど早めです。#フジカハイペット #キャンプギア #キャンプ道具 #キャンプ https://t.co/bPzmfhsAAR pic.twitter.com/igR5Nmt5gz— ずぼらママ@ファミリーキャンパー&アウトドアライター (@zubora_mama) November 22, 2018
我が家のフジカハイペットは整流リングなし・反射板付きのホワイトモデル
反射板付きで満足の理由
冬はスノーピークのランドロックという2ルームテントを使用する我が家。
インナーテント(寝室部)に向かって暖かくなるように反射板付きにしました。
反射板をつけると、反射板が向いている方に熱が反射され、とても暖かくなります。その分、反射板で熱が遮られている方は暖かくありません。
効率よくテント内を温めるためには、さらに天板部分にストーブファン(ストーブの熱で動くので電池など一切必要なし)を設置。
ストーブファンがあるとテント内の暖まり方が全然違います。手持ちのストーブが「全然暖かくないな」と思っている方はまずストーブファンを試してみるのもいいかもしれません。特にレインボーストーブとか。
ストーブの周りに人が集まって暖を取るなら反射板なしがいいかもしれませんが、どちらかというとテントの端の方にストーブ置いて効率よくテント内を温めたいなら反射板付きがおすすめです。
整流リングなしで満足の理由
風に強いと言われる整流リング付きタイプ。簡単にいうと風防がついているかいないかの違いです。
ただいろんな方のブログ記事を読んでも、整流リングがついているメリットをそれほど感じませんでした。
完全に外で常時風の強い中で使用するなら整流リングがあるといいのかもしれません。でも風が吹いたからといって簡単に消えたりしませんでした。
テント内においても、テントの出入りによる風によって燃焼効率が落ちない、火力が安定しているというのも整流リングの効果かと推測します。間違っていたらすみません。
ホワイトモデルは少し高いけど天板がテンパーカラーで色変化を楽しめる!
天板がテンパーカラーということで、使用するとピッカピカだった天板にきれいな焼き色が入っていきます。
我が家のはもう1年以上雑に扱われてというか、キャンプでガンガン使っているのでお世辞にもとてもきれいな状態ではありませんが、それでも自分たちの味が出ていてとても満足しています。
予算に余裕があるなら、ぜひホワイトモデルを選んでみてはいかがでしょうか?
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燃費と暖かさについて
灯油満タンで約4.1リットル(メーカーが推奨する満タンは3.6リットル)。
以前の私のレビュー記事にはこう記載しています。
初使用のレビューはこんな感じでした。
商品仕様には「最大燃料消費量2.56kW(0.26L/h)、タンク容量3.6L、燃焼継続時間約12時間」記載があります。
今回のキャンプで実際に満タン給油し、火力MAXで使用してみたところ7時間以上は持ちました。
- 現在の率直な感想としては「スノーピークのタクードより燃費悪い」です。
これは当然。タクードの出力が2.15kW、フジカ2.56kW、レインボーストーブ2.5kW。
フジカの方が燃料いっぱい使うよーということです。
- タンク容量がフジカ3.6Lに対し、タクード3.1L。それに比べてレインボーストーブのタンク容量は4.9L。
タンク容量が大きいほどキャンプ中の給油回数は当然減ります。
寝る前に満タンにしておけば火力MAXじゃ無い限り、燃料は朝まで持ちます。
だいたい21時頃に満タンにして、火力中よりの強、翌朝7時にタンク残量を確認した時には5分の1も残ってないくらい。
燃焼出力がいい分、燃料の消費が早くなって当然です。
それに灯油ストーブある以上、燃料の給油は避けて通れませんので、給油するタイミングが少し早いか遅いかの違いだけです。
少しでも暖かい方がいいならフジカを買っておいて損はないです。
燃費を優先するならスノーピークのタクードです。
レインボーの輝きが欲しいならトヨトミレインボーがおすすめです。グローブ?(ランタンと同じ呼び方でいいのかな?)ガラスの部分もおしゃれなものが別売で用意されています。
さいごに
ほんの些細なことで迷っているならフジカにしておいて問題ないのではないでしょうか?
先にあげた3つのストーブ(スノーピークのタクード、フジカハイペット、トヨトミレインボー)の中で選ぶポイントとしては
- 収納を考えてとにかく小さいのがいいならタクード
- 炎を輝きを眺めたいならトヨトミレインボー
- 暖かく快適さを強く求めるならフジカハイペット
と覚えておけばいいかなと思います。
今年も冬キャンプの季節がやってきましたが、私を含めくれぐれも一酸化炭素中毒や火災には気をつけて、快適なキャンプを過ごしていただければと思います。
また、テント内で石油ストーブの使用をしないよう求められているテントもありますので、石油ストーブを使用の際はくれぐれもご注意ください。テントで火災が発生するとあっという間に燃えてしまいます。
冬キャンプが流行るのは嬉しいことではありますが、事故のないようお互いに気をつけていきましょう!
フジカと一緒にあると便利な小道具
私が使っていて便利だと思ったものがこちら。
- キャプテンスタッグの七輪用五徳(なんでも載せれる、載せやすい、鍋が安定する)
- ストーブファン(暖かい空気が循環してテント内が早く暖まる)
- ヒューナースドルフのフューエルカンプロ10L(蓋にロック機構が備わっていてこぼれにくい。見た目がおしゃれ)
- 一酸化炭素チェッカー(2個くらいあると安心)
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