こんにちは、アウトドアをこよなく愛するずぼらままです。
キャンプでよく使われているグロウラーというと、広口のロック氷も入れやすいタイプが人気ですよね。
そもそもグロウラーとはビールを持ち運ぶ容器のことですが、最近では日本でもビールを持ち運ぶグロウラーとしての本来の使い方がどんどん認知されてきています。ビール好きとしては嬉しいです!
さて今回は「炭酸も長持ちして、保冷効果も抜群に高い」ことにフォーカスした、ドイツ生まれのボトルをご紹介します。
ドイツの工業製品は、BMWや筆者もかつて乗っていたフォルクスワーゲンのニュービートル、高級万年筆のモンベルなど、スタイリッシュかつ品質も確かな製品を作るメーカーが多いことで昔から有名ですよね。
そんなドイツで生まれたステンレス製の真空断熱ボトル「FLSK(フラスク)」のご紹介です。
ご紹介といっても、今回は製品ご提供のお声かけをいただいてのご紹介となります。
信頼できるブランドであり、皆さんに胸を張ってご紹介できる製品だと感じたため、今回商品紹介のお手伝いをさせていただくことになりました。
製品の品質の高さなど、ぜひ最後までチェックしていただけたら嬉しいです!
提供案件に対して抵抗があるのではなく、それが本当に自分が好きになれるブランドであったり製品なのか。消費者に対して誠実な企業なのか。胸を張って紹介できる製品なのか。ということをとても慎重に考えています。
例えば、昨今はポータブル電源のPRが加熱していましたが、A社のPRをしているのにB社のポタ電もC社のポタ電も全部案件を引き受けます!というのはちょっと違うよね。と思うんです。だってそれって、ブログを見てくださっている人にも、提供してくださった企業に対しても失礼な気がしてしまうんですよね。「あなた、この前A社がいいって言ってたけど、今回はB社の同じ製品を良いって言ってるなあ。本当のところはどうなの?信用できないなあ」そう思ってしまうことがあるんですよね。
私がそこまで慎重になる理由は、読者の方を欺くようなことはしたくないからであり、そもそもブログ運営はお金が主目的ではなく、ブログやYouTubeなどを通して、この画面の向こうの、今見てくださっている「あなた」の役に立つことをしたいというのが目的で、いつまでもただのキャンパー目線であり続けたいからでもあります。
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おしゃれなボトル(水筒)を探しているなら「FLSK」
製品概要
FLSK(フラスク)の本拠地はドイツのミュンヘン。ミュンヘンはドイツのおしゃれ都市としても有名な街。そんなおしゃれな街で生まれたFLSKのボトルは、無駄な凹凸がなく本当にスタイリッシュ。
子どもに持たせているような、”いかにも”な水筒フォルムとは全然違います。
FLSKは数々のデザイン賞を受賞し、ハイエンドなファッション誌でも注目されるボトルです。
今回私が選んだのは500mlサイズ。
350ml/500ml/750ml/1000ml(カラーによっては500ml/750ml/1000mlの3種類)
外観
今回私が選んだカラーは今年新登場のカーキ。FLSKは上品で落ち着いた大人向けのカラーが多い印象です。
形もカラーもシンプルだからこそ、年代を問わず、幅広い層でおしゃれに使うことができます。
ケースもしっかり固めの紙筒でできていて頑丈でオシャレなので、プレゼントとしても最適ですね!
その他、付属品はこちら。
ボトルカバー
ボトルキャップ替え用パッキン
ユーザーマニュアル
専用ケース
おしゃれなだけじゃないFLSKが人気のワケ
本国ドイツではBMWなどの有名企業とのコラボ商品も販売されているFLSK。その人気の秘密を調べてみました。
炭酸が持ち運べる!その秘密は空気が漏れないフタにあり!
暑い夏にはシュワシュワした冷た〜い炭酸が飲みたくなりますよね!
以前普通の水筒に炭酸を入れたことがあったのですが、ガスが充満している状態で蓋を開けると一気にポンッと勢いよくあいて溢れ出し、とても驚いたことがあります。(一般的な水筒は炭酸を入れることはしないでくださいと表記されているものが多いです。)
FLSKのボトルならいつまでも冷たいままで、炭酸も抜けることなく持ち運ぶことが可能。これは魅力的ですよね。
どうして炭酸が抜けないのか?
その秘密は密封性の高いボトルキャップにあるんです。
炭酸が必要以上に抜けてしまわないよう、それでいて内圧が高くなりすぎないような絶妙な形状に加工が施されているんだとか。
密封性が高いので、炭酸を入れた状態で蓋を開ける時は一気にポンと勢いよく蓋が開いてしまわないためにも、ゆっくり少しずつ蓋を回して開けるのがポイントです。
これなら冷たいハイボールやサワーもキャンプで楽しめちゃいますね!
保温・保冷力が高い
FLSK公式HPにも記載があるように、熱湯95℃で18時間後70.1℃、冷水4℃で24時間後9.1℃をキープという世界最高クラスの保温時間・保冷時間を誇ります。
これならキャンプなどの屋外での使用シーンでも安心して持ち出せますね!
ちなみに保温保冷ボトルで有名なサーモスの山専用ボトルは、熱湯95℃で6時間後に77℃以上、冷水4℃で6時間後10℃以下という表記。
製品名 | 保温効力(6時間) | 保冷効力(6時間) |
FLSK 500ml | 78℃以上 | 6℃以下 |
A社 | 77℃以上 | 10℃以下 |
B社 | 78℃以上 | 8℃以下 |
比較をしても何も遜色がないどころか、性能が高いことがわかります。
私は記事を書いたり、動画を作ったりと自宅で作業をすることがとても多いのですが、冬は鉄瓶で沸かしたお湯でココアを飲んだり、夏はアイスコーヒーを飲むことが多いので、自宅用にもぴったりだなという印象です。
保温・保冷力について、詳しくはFLSK公式HPにも掲載されていますので、もう少し詳しく知りたいなという方はそちらもご覧になってみてくださいね!
FLSK公式HP:https://jp.flsk.com/magazine/how-to-flsk/how-to-flsk3/
見た目に反して意外と軽い!本体重量500mlで315g
キャンプで人気のおしゃれなボトルというと、スタンレーを思い浮かべる方が多いと思います。
スタンレーは質実剛健でしっかりとした製品であることは皆さん既にご承知ですよね。
でも意外と重たい。見た目はガッチリしていてかっこいいし、保温・保冷力もいいんだけど、重たい。そう、あれ、重たいんですよ。もう少し軽かったらなあと何度思ったことか。
容量500ml程度のボトルで重さを比較してみましょう。
製品名 | 重量 |
FLSK 500ml | 315g |
Stanley クラシックバキュームボトル 473ml | 500g |
サーモス 山専用ボトル | 280g |
モンベル アルパインサーモボトル 500ml | 265g |
象印 マホービン 480ml | 210g |
山専用ボトルなどと比べると見た目のスタイリッシュさはFLSKが優勝です。
重量は象印マホービン480mlが一番軽量でしたが、サーモス山専用ボトルと比べると35gしか変わりません。
であれば、別に山に持って行っても苦ではなさそうですね。
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FLSKを1週間マイボトルとして使ってみたら…
データばかり並べても面白くないので、実際に使った感想を正直に書いていきます。
ごめん、洗いにくい。大きい氷が入らない
500mlの場合、飲み口の直径が3.2cmとやや狭め。ややというか、狭め。家庭用冷蔵庫で作った氷なら問題なく入りますが、大きめのロック氷は入りません(小さいのは入りました!)。
ただし、そもそも保冷力が高いので最初に冷たい飲み物を入れておけば問題ないなと感じました。
洗うのもFLSK専用の洗浄ビーズか、水筒用の持ち手がついたスポンジがないと中までは綺麗に洗えません。
FLSKクリーニングビーズはこちら。
デザインが素敵!
FLSKのボトルはスタイリッシュな見た目がとてもいいですね。
服装に合わせて、テントサイトに合わせて、とどんなシーンにも馴染むシンプルなデザインです。
冷えたままの炭酸水が持ち運べる
炭酸水ってぬるくなると一気においしくないですよね。
FLSKは炭酸をただ持ち運べるだけでなく「冷えた状態をキープして持ち運べる」というのが魅力です。
これからのシーズン、このFLSKのボトルが大活躍してくれそうです。
キャンプでサワーを楽しんでみた
まずは、ボトルに冷えた炭酸を移し替えます。このまま移し替えずに使ってもいいんですが、どんどん温くなってしまうのは避けたいのでボトルに入れ替えです。
用意したのはウィルキンソンの炭酸水。炭酸が強いので、勢いよく注いでいると最後の方は溢れてしまうので注意が必要。最後の方がゆっくり入れたほうがいいです。
ルジェのカシスを使って、カシスソーダを作ります。
グラスにたっぷりの氷とルジェを入れて、FLSKのボトルをオープン。
密封性が高いので、蓋をあけるときはゆーっくり。私は焦って普通に開けてしまい、一瞬溢れました。
炭酸をボトルに入れ替えてから数時間経過していましたが、炭酸が抜けている感じは全くありません。
最後にかき混ぜて完成です。
キャンプで冷たい飲み物を楽しみたいならFLSKのボトルがおすすめ。
炭酸は抜けにくいし、冷たさを長時間キープできます。
ということで、今回はオシャレかつ高性能のFLSKボトルのご紹介でした!
FLSKレビュー まとめ
この記事は、炭酸も持ち運べるスタイリッシュなFLSKボトルについてレビューしてきました。
さいごにメリットとデメリットをおさらいしてみましょう。
●有名メーカーと同等もしくはそれ以上の保温・保冷力の高さ(保冷24時間、保温18時間)
●炭酸やジュースなどの持ち運びOK
●高品質ステンレス鋼使用で、錆びにくく長く使い続けることができる
●欧米では気にする人が多いプラスチックの化学物質BPAフリーで、子どもにも安心して使用できる
●自然や環境について考えている企業であること
●飲み口が狭く、洗いにくい(水筒専用のブラシや専用のクリーニングビーズなどが必要)
キャップやパッキンなどの消耗パーツも販売されていて安心です。
購入はAmazon、楽天、公式サイトから。
実際に手に取って商品を見たいという方は、取扱店舗(ツタヤ二子玉、梅田、枚方、名古屋店や都内の大泉工場など)に行くという手もありますね。