【ファミリーキャンプ】オレンジ村オートキャンプ場 初ランドロック、ジカロ、シングルバーナーで盛だくさんの2017年2月レポ

我が家の今年のキャンプは3月から開始予定でしたが、夫の要望があり急きょキャンプに行くことに。

いきなり言われてもキャンプ場の予約を入れてません。

そもそもこの時期は、私たちファミリーには電源サイト必須です。

この2月の電源サイトは早々と埋まってしまうことが多いので、お目当てのキャンプ場に行けないのではないかと思っていました。

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オレンジ村オートキャンプ場 ブログ

千葉県館山市「オレンジ村オートキャンプ場」に予約完了

が、この「オレンジ村オートキャンプ場」は かなーりゆるい感じの受付で難なく予約を確保することができました。

ネットの多数の口コミでは「本当に予約取れたのかな?」と心配になるほどのゆるーい電話受付だという情報は仕入れていましたが、まさかこれほどまでに「ゆるーい感じ」だとは思いませんでした。

以下、予約時のやり取り再現です。

プルプルプル、プルプルプル

おじさん「はい、オレンジ村キャンプ場です。」

私「もしもし。明日なんですが、急で申し訳ないのですが電源サイトに空きはありますでしょうか?」

おじさん「はーい、大丈夫ですよ。」

私「では1サイト、1泊でお願いします。あと犬も一匹います。」

おじさん「はーい」

私「あの、名前とか電話番号とかは・・・」

おじさん「あー、はいはい、ちょっと待ってください」

おじさん「はいどうぞ、お願いします」

私「○○です。電話番号は○○・・・」

おじさん「はい。9時から入れますから~。」

私「はい、それではよろしくお願いします。」

ガチャ

あれ?ネットの情報通り大雑把な感じだけど本当に大丈夫かな。大丈夫だよね。

と少しの不安を抱えたまま、翌朝8時に出発しました。

ちょっとすったもんだがありまして出発時間が遅くなってしまいました。

オレンジ村オートキャンプ場 基本情報

南房総オレンジ村オートキャンプ場・千倉オレンジセンターみかん狩り

in 9:00  ~ out 14:00

大人2人、子ども2人(3才まで無料)、電源サイト使用 4600円でした。

ペット料金不要です。

薪無料(自分で適度な大きさにする必要あり)

電源から自分のサイトまで延長コードが足りなければ、ドラム式のコードリールを貸していただけます。

シャワー24時間OK。

お風呂は夜8時くらいまで受付してくださいます。

有料ですが、お風呂に入りたい人にはおすすめです。(オムツをした子どもも入浴可)

夜にはキャンプ場からのサービスで地元漁協で加工されたしめ鯖を一家族に半身をいただきました。

とっても美味しく、子どもたちも喜んで食べていました!

骨も皮もはいであり、後は切るだけで冷凍のまま渡してくださるので嬉しいです。

ミカン狩りは9時から17時まで好きな時にできます。

大人400円、子ども300円(3歳以下無料)

せっかくですからやってみてください。けっこう楽しかったですよ。

キャンプ場までの道のり

中央道から首都高に入り、アクアラインを抜け、館山道へ。

途中アクアラインあたりから混雑し始め、館山道はところどころ2車線から1車線になるところが何か所かあるため、その度にちょっとした数キロの渋滞。

もっと早朝に出発していれば・・・と後悔先に立たず。

8時過ぎに自宅を出発して、南房総市千倉の「オドヤ」というスーパーに着いたのは12時近く。ここまで3時間くらいかかってます。

その「オドヤ」入ってみましたがお肉の品揃えがすっごい微妙・・。

もう少し大きめのスーパーを探してみようということで、その先のカインズホームの道路向いにあるダイソー・マツキヨ・スーパー尾張屋が並んでいる所へ行きました。

ここのスーパー、地元の人たちで大盛況です。

この日は店頭に並んでいるリンゴの段ボールを2箱くらい抱えて歩くおばちゃんたちをたくさん見ました。

そこのスーパーは「オドヤ」よりも店舗面積も大きく、生鮮食品などの品揃えが豊富でした。

そこでなんとか追加購入予定の和牛をゲット!

野菜も新鮮で安いものが多く、ついつい地元産のさつまいもを購入。

これが大当たりで紅はるかなのに安納芋よりもずっとずっと甘くて、すっごくしっとりとろとろで本当に美味しかったです。蜜で手がべとべとになるほど!

海産物も新鮮な物が多く、東京のスーパーで買うよりもずっと安いものが多かったのですが、今回は購入せず。

オレンジ村オートキャンプ場に行くなら、ここで材料調達をすれば大丈夫!

何か買い忘れても、すぐそばに大きなカインズホームがあるので心配なさそうです!

オレンジ村オートキャンプ場到着

スーパーを出発してのどかな田園風景の中を走り、ようやくキャンプ場入り口に到着。

ここで受付をします。

ここまでの道のりも車高を下げている車は絶対これません。

よってうるさい車が来なくて平和です。

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受付後、細い急坂を車で登りますがこちらに行ってはダメですよ。

みかん畑に行ってしまいます。
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急坂を上がってすぐ右側にキャンプ場の案内図などの大きな看板があります。
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一番奥のサイトに近い炊事場です。お湯は出ません。

今回すごーくがっかりしたのが、炊事場を汚くしたまま立ち去った人がいることです。

ご飯粒や野菜くずを散らかしたままにしておくなんて、ちょっと・・・。

私の後に使う人が嫌な気分になるのもあれなので、気にならない程度に軽くお掃除しておきました。

「そんなのキャンプ場の人が綺麗にするからいいんだよ」とでも考えているのでしょうか?

私からしたら炊事場に食べ残しのご飯粒や野菜くずを放置していくことは、使用済みのトイレの水を流さないまま放置しておくのと変わらないと思います。最低です。

完璧に綺麗にしなくとも、少しは・・・ね。

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そして炊事場の傍らに無造作に積まれている材木こそが、ここの最大の魅力のひとつ「無料の薪」です。

そうです。自分で適度な大きさに切らなくてはなりません。

途中で軽トラ1回分の追加補充があります。

我が家は前日にのこぎりを用意してから行きましたが、斧を用意すればよかったと思います。のこぎりは疲れます。

今後ここに行く予定の人で、これから用意するならのこぎりよりも「斧」ですよ!

うすい端材なら子どもでも足と手と頭を使えば簡単に折ることができます。

我が家の男子ものこぎりで切ることを諦め、薄い端材を手と足を使いバキバキ折って、焚火にくべる前に面白い形に積んでみたりと楽しんでおりました。

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こんな感じで豪快に焚火ができました。f:id:zubora_mom:20170227125546j:plain

炊事場の隣にゴミ捨て場があります。

生ごみ・燃えるゴミ・ビン缶・その他段ボールや燃やせないゴミに分別するようになっています。
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受付からキャンプ場を向いたら階段があり、階段を上るとブランコとベンチがあります。テントサイトからもアプローチできます。
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我が家は一番奥のサイトの海が見えるほうに場所を取ることができました。

眺め最高です!

最近はやりの高規格キャンプ場ではなく、昔ながらのキャンプ場で炊事場もトイレ(便座暖かい)も「清潔」とは言い切れない状態ですので、ファミリーや最近のオシャレキャンパーからは人気がないのでしょうか。

そのせいもあるのか、このプライベート感!かなり気に入りました。

我が家にとっては設備が必要十二分なキャンプ場ですので、何の不便も感じません。

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今回は長いので目次をここにも置いておきます。

ついにランドロック初張りしました!

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我が家のキャンプシーズンオフ中に購入していた新テント「スノーピーク・ランドロック」。

初めてのランドロックということで、フライシートを組み立てるだけで30分以上。

インナーテントを設置するのも慣れていないせいか一苦労。

アップライトポールも、こんな感じで正解なのかよくわからず「とりあえず跳ね上げられたらいいか」ってことで設置。

この日も翌日も風がほぼなく、本当に快適でした。

テントの広さについて

インナーテントの面積は以前使用していたコールマンよりも断然広くなりました。

三畳のホットカーペットよりもずっと広いです。

大人2人、子ども3人でもまだ横に二人寝れるくらいのスペースがありました。

子どもがもう少し大きくなるとそこまでの余裕はないかもしれませんが。

前室は以前のコールマンのスクリーンタープとそこまで変わらないです。

前室はランドロックの方が天井が少し低い気がします。

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この写真の木と木との間から海が一望できます。

大型船が見えたり、船の汽笛が聞こえたりと楽しいです。

電車も走っている音が聞こえますが、姿が見えず。

そして菜の花が咲き、山桜も少し咲き始め、寒椿が満開で、気温はそんなに変わらないはずなのに体感温度が東京よりも暖かく最高でした。

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朝は山の下の方から鶏の鳴き声が聞こえてきます。

それもまた素敵な朝です。

きつつきではなく「コゲラ」でした。Twitterで教えていただきました。ありがとうございます!

本当に自然に恵まれた素敵なキャンプ場です。

ファミリーキャンプには、BBQテーブルとローテーブルが最高に便利だった!

準備したばかりでちょっと散らかってますが、こんな感じで設置しました。

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これ、本当に便利です。

なぜもっと早くに用意しておかなかったのか悔やまれるほどに便利です。

これからファミリーキャンプを始める方には絶対におススメします。

ただしスノーピーク製品はちょっと高いです。

でもその他のスノーピーク製品との汎用性が高いので、スノーピーク製品で統一させるなら最初から少しずつでも揃えていくほうが後々良いと思います。

コスト的にちょっと・・・という方はもう少し安めの別メーカーの製品とかもあります。

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ファミリーだけどシングルバーナーで十分だった!!

そしてもうひとつ便利なアイテムを今回初使用してみました。

シングルバーナーです。私でも簡単にガス缶セット、点火ができます。

BBQ直前にご飯を炊くのに一役買い、食後のコーヒーと朝のコーヒーにももう一役買い、朝食準備でストーブの上で前日夜にテント内ストーブで作っておいたミネストローネを温めなおしている間に、横でご飯を炊き・・と最初から最後まで大活躍のシングルバーナーでした!

そして今回使ってみたことで、やっぱりシングルで十分だったことを身をもって体験しました。

ツーバーナーも、あればそれなりに使えるので便利だと思います。

でも我が家は今のところ「シングルでは足りない!」ということは無さそうです。

こんな風に吹きこぼれましたが、天板がフラットなのでお掃除らっくらくでした。

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夜はストーブの上で朝ごはん作り&焼き芋

ストーブに燃料半分より下くらい入れて持っていきました。

運搬中にたくさんこぼれたと思い込んでいて、「朝までもたないかも」と思っていましたがストーブを置いた場所が傾斜だったためにタンクの残量が少なく見えていただけでした。

灯油もほぼこぼれていませんでした。口からタラーっと垂れたくらいでした。

が、次回からは灯油の携行缶(小さいやつ)を用意していった方がいいです。用意します。

ジカロテーブルの上にスノピのまな板セットMで野菜やベーコンを切り、ストーブの上でコトコト煮込みました。翌朝の朝食です。

ジカロが無ければこんな面倒なこと、幕内ではできなかったです。というかしなかったです。
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幕内でもジカロテーブルとワンアクションテーブルが大活躍です。

小さい子どものやけどなどの事故防止効果高いです。

食べ物なども置けて、本当に便利です。
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子どもが食べかけのパンが写っていてちょっと見苦しい写真ですが、レインボーストーブの上では地元のスーパーで仕入れた蜜たっぷりしっとりのさつまいもを焼いています。

そして夕方にキャンプ場併設のみかん農場でみかん狩りをしてきましたので、デザートとして。

みかん農場はとっても広大な面積で、子どもたちもとっても良い運動になりました。

そして帰り道をちょっと間違えて変な場所から出てきてしまいました。

この時期は清美オレンジが美味しいということで、写真は清美オレンジです。

ポンカンもスーパーで買って食べるのとは違い、甘くてとっても爽やかで美味しかったです。

場内は食べ放題、袋に入れて持ち帰るなら別途料金がかかります。でも普通に買うよりおいしいし安いですよ。

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そしてもう一つの新アイテム「ほおずき」

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幕内で使ってみました。

ほうずき専用のシェードが別売りされていますが、あった方がもっと明るくなります。

買っておけば良かったですが、購入優先順位低いので何かのついでに私の予算が余っていればそのうちに。

今回はインナーテント前に吊るして、インナーテントへの出入りの灯りとして利用しました。

もう一つインナーテント用に用意してもいいですね。

そしてこれ、充電できるので便利です。

キャンプに行く前に充電しておけば、1泊は余裕で持ちます。

不安なら電池の予備を用意しておくといいですね。

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アウトの時間が遅いと撤収準備も余裕ができる!テントも乾く!

このオレンジ村オートキャンプ場はイン9時、アウト14時というスペシャル待遇。

撤収日もお天気が良く、幕内は結露していましたが14時アウトなので呑気にしていられます。

お昼は11時ころからまたBBQをやっても余裕です。

まだランドロックに慣れていない私たちの撤収準備は12時から始めました。

テントの収納は、以前使用していたコールマンと全体的な大きさはそれほど変わりないようですが、コールマンよりも収納ケースが大きいので、ちょっと雑に畳んでもすっぽり入ります。慣れたらランドロックの方が楽かもしれません。

これ、初張りで撤収時間が11時とかだと朝から超バタバタして大変だったと思います。

テントの初張り・撤収は時間的に余裕を持った行動をおすすめします。

ちなみに帰りも案の定渋滞ばかりでした。

千葉館山道からアクアラインまでは悲惨でした。

現在片側2車線化(全部で4車線化)の工事をしているので、工事が完了したら渋滞は相当緩和されるのでは?と期待します。

まとめ

  • スノーピークランドロックはインナーテントが広くて大人数でも快適!
  • ジカロテーブル、ワンアクションテーブルはやっぱり使い勝手抜群で最高だった!
  • ファミリーでもシングルバーナーで十分だった
  • LEDランプほおずきは小さく、シェードもシリコンなので持ち運びも楽。丸いフォルムもかわいい
  • テントの初張り、初撤収は時間に余裕を持って!
  • オレンジ村オートキャンプ場は必要十分な設備が整っていて、ゆるくて最高!(このゆるさは夏の混雑時期どうなるのか心配)
  • オレンジ村に行く途中のスーパー尾張屋が思いのほか良かった
  • スーパー尾張屋の近くにはカインズもダイソーもマツキヨもユニクロもあるので、用意不足があってもリカバリできる
  • 千葉は暖かい!

今回初使用のアイテム

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