こんにちは、ずぼらママです。
4月1日~3日まで2泊3日で静岡県裾野市の「キャンピカ富士ぐりんぱ」に行ってきました。
この1週間前に季節外れの大雪が降り、その後も降雪が続いていたため一時はキャンセルしようかと悩みました。
しかし、道路の積雪がなくなったので、念のためタイヤチェーンを購入して行くことに。
結局タイヤチェーンを使用することはありませんでしたが、用意をした安心感はあったので良しとしましょう。
これからはちょっとした降雪のキャンプでも気兼ねなく出発できそうです。
キャンピカ富士ぐりんぱ 基本情報
PICAグループのキャンプ場です。
〒410-1231 静岡県裾野市須山字藤原2427
キャンピカ富士ぐりんぱフロント 電話 055-965-1331
売店の品揃え、レンタル品など必要十二分です。
多少の忘れ物もへっちゃらです。
予約はオンラインで行いました。
オンラインだとキャンセルなどで空きが出た時にメールでお知らせをしてくれるサービスがあるので、電源サイトを予約したいけれど空きがない!という時に便利です。
ただし、その後は早い者勝ちです。
空き連絡が来たら速攻予約しましょう!
画像出典:アクセス情報|キャンピカ富士ぐりんぱ
現地の買い出し情報
出発前に自宅近辺で食材を購入するのもいいですが、キャンプ地で地元のスーパーを利用すると新たな食材に出会えたり、地元の美味しいお肉に出会えたりするのでおススメです。
今回は、全国展開のマックスバリュー、エスポットという地元の人たちには有名なスーパー兼ホームセンター、馬刺しで有名な山崎精肉店に行ってきました。
エスポットはホームセンターとスーパーが同じ建物内にあり、お会計も同じレジで可能です。
そして何より灯油も購入できるということに驚きました。
御殿場や裾野の冬キャンプで灯油ストーブを使用される方、必要な物はすべてエスポットで揃いますよ!
大きなホームセンターはカインズがあります。
東京方面から東名高速を利用でこれらのお店に立ち寄りたい場合は、裾野ICでなく御殿場ICで降りた方がいいかもしれません。
マックスバリュ御殿場原里店
〒412-0045 静岡県御殿場市川島田1698-11
TEL 0550-88-2890
エスポット
〒412-0045 静岡県御殿場市川島田971-1
ホームセンターとスーパー。灯油も販売している。
灯油を購入の際は、店内レジにて「灯油〇リットル」と先に清算して、チケットを貰ってから灯油売り場でそのチケットを渡し、給油してもらう。
山崎精肉店
〒412-0048 静岡県御殿場市板妻114−1
山崎精肉店はいつ行っても大混雑だと聞いていたので覚悟して訪れました。
ですが、私が行った日は天気が悪く客足が悪かったようで比較的空いていました。
と言ってもあまり広くない店内に10人以上は常にいる状況で、初めて利用した私からすると混んでいました。
行くなら天気の悪く寒い日がおすすめです。
お店で作って販売しているコロッケなどの揚げ物もたくさんありましたが、メンチカツが一番美味しかったです。
馬刺しだけじゃなく、普通に牛肉なども販売しています。
モモ串、豚かしら串、ヤゲン軟骨串など串物もたくさんありました。
富士山は冬に逆戻り
写真はキャンプ場電源サイトAからの眺めです。
3月に山梨側から見た富士山は山頂に雪が残っていたのですが、キャンプ場について見た富士山は思いっきり冬山でした。
というより、御殿場市や裾野市の市街地にはまったく雪はありません。
富士サファリパークを超えて富士山2合目に近づくにつれ、道路わきにごっそりと雪が積もっていました。
4月にこれだけの積雪はかなり珍しいそうです。
人生初の雪中キャンプ。サイト内は10cm以上の積雪が残っていた
大方の想像はしていましたが、到着してびっくり!
サイト内にはまだまだ雪がたくさん残っていました。
自分のサイトの範囲がどこからどこまでかが全くわかりません。
先に到着してテント設営を終えていたキャンパーさんに尋ねて、なんとかサイト範囲が判明。
しかし、この降ったままの雪ではテント設営は難しいです。
まずは雪を踏み固めるところから始まります。
みんな長靴に履き替え、雪を踏みふみ。
この写真、4月ですよ!!
まさか4月に雪中キャンプをすることになるとは、思ってもみませんでした。
というか、人生初の雪中キャンプです。
雪を踏み固めている間にも、また雪が降ってきたりと天気のコンディションが悪く、テント設営までに要した時間は1時間以上。
雪が降り積もっているので、不思議とそれほど寒くはありません。
雪国出身の方や雪に慣れている方ならわかるかもしれませんが、雪が無いところで吹く北風よりも雪がふんだんにある場所で吹く北風の方が不思議と暖かく感じたりします。
雪による湿度が影響しているのでしょうか。
サイト内紹介
【ぐりんぱまでの距離】
暖かい季節になると併設の遊園地「ぐりんぱ」で遊ぶ家族も増えるんでしょうね。
私がいたサイト(電源付A)からぐりんぱまでは目と鼻の先ですが(大人の足で5分はかかりません)、子どもと歩くとなるとちょっとだけ距離があるように感じるかもしれません。
施設内も広大なので、一日遊ぶとキャンプ場へ戻ってきたころにはぐったり、すぐ寝ちゃいそうですね。
【フロント・売店】
写真を取り損ねていました。
車で入場してすぐの施設がフロント・売店です。
車はフロント下の駐車場に停めて、受付をします。
品揃えは富士吉田・西湖のPICAから比べると、かなり少ないです。
ですが、必要最低限以上のものは揃います。
電池や靴下、生理用品、マシュマロなどのおやつ、ビールやお茶、ジュース、アイスが販売されています。
ちなみにテントサイト電源付Aからフロント・売店まで案外遠いです。
雪だったせいもあると思いますが、フロント・売店まで坂道が続くので疲れます。
雪道だったのでテントサイトから売店まで徒歩で3分以上かかりました。
これまで利用したキャンプ場の中でも、テントサイトから売店までの距離が長く感じた方です。
【炊事場・トイレ】
テントサイト電源付A のトイレと炊事場です。
・外観
・女性トイレ内の様子
便座が暖かいのはもちろん、トイレ内はとても清潔です。
小さい子どもを乗せておけるキャリーもついています。
・炊事場の様子
お湯が出て、ごみ箱もあり、三角コーナーもあり、言うことなしの炊事場です。
【お風呂の様子】
ここのお風呂にはトイレがありません。
他のPICAを利用していてお風呂にトイレが付いているのが普通だと思っている人は要注意です。
小さな子どもは特に、用を足してからお風呂に向かってください。
お風呂は利用時間が決まっていますのでご注意ください。
・脱衣場
ドライヤーが2つ備え付けれられています。
・浴槽
シャワー数は4つほどありました。
浴槽の湯温はかなり高めです。
外は寒く、雪だったので、熱いお風呂で全身ぽかぽかになることができて良かったです。
建物は古めですが、お風呂はこれまでのPICAの中でも一番きれいでした。
【女の子大喜びの可愛いコテージ・シルバニアファミリー】
シルバニアファミリーの実物大コテージに泊まれる、可愛らしいウサギがいるお家です。
テレビはありませんが、キッチン、冷蔵庫、電子レンジ、食卓テーブル、気持ちよさそうなベッド。
壁にはメルヘンチックなインテリアなどが。
シルバニア好きならたまらないでしょうね。
このコテージにはBBQグリルなどが備え付けられていますので、食材以外完全手ぶらでOKですね。
【シルバニアファミリーのコテージ2棟目】
こちらもシルバニアファミリーの実物大コテージです。
玄関先でかわいいウサギがお出迎えしてくれます。
こちらも併設のデッキでBBQが楽しめます。しかも屋根付き。
【お洒落なコテージが多い】
コテージはどれも違う形をしています。
それぞれにコンセプトがあるので、お気に入りのコテージに宿泊することができますね。
もちろん冷暖房も完備です。
冬なら比較的安く利用することができるのが嬉しいですね。
【セットアップテントサイト】
ウッドデッキに屋根付きのダイニングテラス。
利用予約をしておくと、こちらのウッドデッキにテントを張ってくれるのだと思います。
冬季中はクローズという事なので、雪が解けたらテントは常設なのかもしれません。
流行りのワンポールテント・ピルツ9が用意されるそうです。いいですねえ。
【サイトの隣は遊園地ぐりんぱ】
この写真はテントサイト電源付Aからです。
奥の木々の向こうは遊園地です。サイトから観覧車が見えますし、愉快な音楽も聞こえてきます。
音楽は聞こえてきますが、うるさい程ではありません。
御殿場、裾野に行くなら寄りたいお店
先の買出し情報でもご紹介しましたが、馬刺しで有名な山崎精肉店。
この山崎精肉店がある道路沿いには、他にも幾つかの精肉店が並んでいます。
この地域では馬刺しが名物なんですね。
この山崎精肉店さんは、有名芸能人が多数利用されているらしく色紙がたくさん飾ってありました。
山崎精肉店
〒412-0048 静岡県御殿場市板妻114−1
肉寄っちゃってるけど、御殿場で有名な?山崎精肉店に初めて行ってきましたー。 pic.twitter.com/QX0GKim6nC
— ずぼらママ@はてなブログ (@zubora_mama) 2017年4月1日
このコーヒーが美味しい
キャンプ場で最近見かけるこのシリーズのコーヒー。
私は中でもコスタリカ産のコーヒーが好きです。
他にはブラジルやエチオピアなど数種類ありますので、ご自分のお好みの味を探すのも面白いですね。
私も数種類試して、一番コスタリカが好みでした。
今回は燻製にも再挑戦!子どもも手伝えて楽しめる。
このコールマンの燻製機。
温度計が最初からついていて勝手がいいです。
昨年、燻製に挑戦しましたが塩気が強すぎて失敗しました。
今回はその教訓を生かし、塩を少な目にし、燻す前に塩を落としたら、今度は塩気が足りませんでした。
自分で作る燻製は美味しいですね。
しかし雪の中で作ることになるとは思いもしませんでした。
事前の天気予報では曇りだったのに。
でも子どもと一緒に卵の殻をむいたり、チーズの包装をはがしたり、ちょっとしたお手伝いをさせることもできます。
料理のお手伝いをさせるよりも簡単で楽しいです。
こんな感じで色づきはまあまあでした。
塩気が足りなかった燻玉はマヨネーズをつけて食べると絶品でした。
大気が不安定。あられが降ってきた。
雪じゃなくてアラレがたくさん降ってきたりもしました。
発泡スチロールのようなアラレです。
しかも大量に。
テントの上に積もる積もる。
雪中キャンプは撤収が大変!!
人生初の雪中キャンプは楽しかったのですが、時間を追うごとに足元の雪が解けていき、翌朝にはテント内がすっかり土が出てビショビショです。
2泊もするとテントを設置していた場所はすっかり雪が溶けています。
こんな時はテントの下全面にブルーシートをペグで固定して敷いた方が、靴が泥で汚れたり、靴に水がしみて大変に・・なんてことにならなくて済みますね。
次回雪中キャンプをすることがあれば、そうしようと思います。
雪が溶けだした最初の頃は地面の水はけも悪く、地面に筋を掘って水をテントの外にかきだしました。
テント内の結露もいつもより多めです。
テントのスカートは泥水でぐしょぐしょです。
もうそんな状況だったので、最初はテント乾燥サービスを利用しようかと真剣に考えました。
キャンプ1回のサイト料くらいしちゃいますが。
撤収するのにも一苦労。
テントを塗れていない場所まで移動しようかと思いましたが、あたり一面雪。
どこに移動しても濡れること必至。
テントを乾かしてからの撤収を諦めかけました。
しかし私たちは平日の月曜撤収ということで利用客が圧倒的に少ない。
サイトの通路のアスファルトも乾いている。
これはラッキー。サイト前のアスファルト部分でポールから外したテントを広げて、雑巾で水分をふき取り、広げて乾かすことに。
ものの10分ほどでテントは乾き、見事乾燥してからの撤収に成功しました。
しかし、ランドロックのスカートを一周拭くのは大変ですね。疲れます。
グランドシートは泥まみれで、きれいに泥汚れを落とすことができませんでした。
泥で汚れたレジャーシートは、キャンプ場の洗濯機で簡単な乾燥まですることができ、車内をあまり汚すことなく撤収できました。
おまけ
次男作の耳付き雪だるま。
ちょっとした狂気を感じるとか、感じないとか。
連泊中、朝は必ず富士山の全景を拝むことができました。
連泊ということもあり、食材を買いすぎました。
2泊3日のキャンプを終え、自宅に帰ってきても尚焼き肉を食べるという。
ステーキとか、上カルビとか胃に優しくなかったです。
食材は本当に買いすぎ注意です。
毎回買いすぎていますが、今回は連泊ということもあり、いつも以上に買いすぎました。
勿体ないですね。
まとめ
- キャンピカ富士ぐりんぱはファミリーにおすすめの高規格キャンプ場
- 道中の山崎精肉店は馬刺しが有名
- シュラフ選びは本当に重要。キャンプの質を左右する
- コテージも他のPICAよりもオシャレな感じのものが多い
- シルバニアファミリーのコテージ実物大に宿泊できる
- キャンプ場を利用すると遊園地「ぐりんぱ」が割引利用できる
- 足腰が弱い人には、サイトから売店までの傾斜が辛いかも
- 富士吉田、西湖よりもスタッフが親切でお客様目線での歩み寄りがある(もちろん富士吉田も西湖も親切ですが、それ以上に親切な対応でした)
- 雪中キャンプは撤収が大変
以上、【ファミリーキャンプ】キャンピカ富士ぐりんぱ 4月 まさかの雪中キャンプでした。
富士山周辺にはキャンプ場がたくさんありますが、このぐりんぱは富士山2合目のキャンプ場で夏も涼しく過ごせます。
夏は高くなるPICA系も安い時期を狙って利用してみると、高規格キャンプ場のすばらしさを味わえるのでおすすめです。