山梨県北杜市、標高1000mにあるキャンプ場「PICA八ヶ岳明野」(旧称キャンピカ明野ふれあいの里)。
夏は涼しく、秋は秋らしい冷えを感じられ、日本の四季をしっかりと感じることのできる素敵なキャンプ場だと思います。
そして人気の理由はおそらくこれ。
地元で人気の天然酵母パン屋さんが来たり、炊事場はすべての箇所でお湯が使えて、お風呂こそないものの清潔なシャワールームもあり、オートサイトにはちょろちょろ流れる小さな川や池もあり、ファミリーはもちろん、ペアやソロなど、色々な方にオススメできる素敵なキャンプ場でした。
それではキャンプ場レポート前編を始めたいと思います。
キャンプ場選びの参考になれたら嬉しいです。
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PICAグループ「キャンピカ明野ふれあいの里」基本情報
予約
電話 or オンライン
クレジットカード
利用可。JCBギフトカードも使える。
チェックイン
13時〜19時
ハッピーフライデーの利用でアーリーチェックインも可能(利用条件あり)
詳しくはこちら:割引プラン|キャンピカ明野ふれあいの里(公式HP)
チェックアウト
7時〜10時(オートサイトは12時)
オートサイトのチェックアウト12時は嬉しいですよね。撤収作業に余裕が生まれます。
設備
トイレ(温便座)、シャワー、コインランドリー、炊事棟(お湯が出ます)、男女別清潔なトイレ、ゴミ捨て可(OD缶なども)、ペットOK(一部不可)
ペット料金
不要。オートサイト利用の場合でもドッグコテージ利用でもペット料金不要。
ドッグラン利用の場合、別途1000円。
PICA明野(旧称キャンピカ明野ふれあいの里) 美味しい楽しい5つの特徴
ここPICA明野は八ヶ岳方面ということもあり、空気も美味しく、お水も美味しく、人も暖かい。とてもいいキャンプ場でした。
それではPICA明野5つの美味しい楽しい特徴をご紹介します。
特徴1・地元で話題のパン屋さん「石窯パン ド・ドウ」が販売に来る!
地元で評判の「石窯パン・ド・ドウ」が春からクリスマス頃まで毎週土日・祝に販売にやってきてくれます。
- チェックイン時に先着予約しておく「数量限定パン」
- 翌日朝に予約なしで買える地域野菜をふんだんに使った石窯パン
朝7時30分からの販売開始に合わせて、センターハウスにはたくさんの人が集まってきます。
チェックイン時にキャンピカ明野オリジナル数量限定パンを予約できなかった人でも、予約分とは別にパンの販売もあります。
当日朝販売分は販売前にフロントにて整理券が配られますので、パンを食べたい方は是非とも整理券をゲットしてくださいね!
このパンがゲットできれば、朝ごはんがらっく楽です!しかも美味しい!スキレットなどで温めて、ホッカホカのパンを食べることもできますね。
特徴2・炊事棟はすべてのシンクでお湯が使える!ガスコンロ調理ができる!
さすが高規格キャンプ場!お湯が出る、ガスコンロある、シンク広い。
それではご覧ください。
ここの炊事棟はすごいです。
全部のシンクでお湯が使えます。
そして上の写真のように自由に使えるガスコンロが数基設置されています。
シチューやカレーを作ったり、お米を炊いたり、野菜炒めをしたり、本当に自由に使えます。
ちょっと深めのシンクもあって何かと便利。
特徴3・アウトドアキッチンサイト林間サイトがある
www.pica-resort.jp
車1台横付け可能なキッチン付き林間サイト。約100m2、定員6名用が5サイト。200m2、定員12名用が1サイト。
わざわざ炊事棟まで行かなくていいし、電源もついているしで最高です。
お湯が出ないのは仕方ないですが、トイレ以外はサイトから動かなくていいんです。
人気のサイトなので、早めの予約が必要なようですね。
特徴4・自由に使える!センターハウス前にあるおしゃれなハンモック
センターハウス前のウッドデッキと前庭に、チェアタイプのハンモック、普通の寝て使うタイプのハンモックの2種類4基が設置されています。
どちらもハンモックを吊るす台が大きくておしゃれな形をしています。
ハンモックもカラフルで元気が出てくる色です。
山の中にあるキャンプ場なので、ハンモックに包まれながら鳥の鳴き声や虫の声を聞くのもいいですね。
特徴5・家族みんなで楽しめるパークゴルフ場がある!
私は今回利用しませんでしたが、テントサイトエリアの最奥に家族みんなで楽しめるパークゴルフ場があります。
全18ホール、総延長739m。
大人一人510円。子ども一人310円。いずれもレンタル料含む。
左利き用クラブも少しの用意があるそうです。
テント設営の手間がないコテージ利用時や連泊するときにはゆっくりプレーすることができるのでいいですね。
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キャンプ場内の様子
写真でさらーっとご紹介していきますね。
PICA明野(キャンピカ明野)で買える薪
細い薪と太い薪が販売されています。
それぞれ400円くらいと700円くらいでした。ひと束900円というところもあるので、そこから比べると高規格キャンプ場としてはわりと良心的な価格。
左側が太い薪、右側が細い薪。いずれもゆっくり燃える広葉樹かと思います。
10月の場内は落葉シーズン
場内には他にカラマツもたくさん生えていて、松の葉もたくさん落ちていました。
雨撤収だったので松の葉がテントにたくさん張り付いて大変でした。
が、松ぼっくりがたくさん落ちているので焚き付けを忘れても大丈夫!
センターハウス近くの展望台
場内に入ってすぐの場所にある展望台。
お天気がいい日ならここからの眺めは絶景だと思います。ここからの風景をTwitterやインスタのキャンプアカウントで時々見かけます。
この日はあいにく霞んでいました。
炊事棟(キャンパーキッチン)
キャンピカ明野の特徴のところでもご紹介しましたが、お湯が出て、自由に使えるガスコンロも設置されています。
PICAのキッチンは大体どこも綺麗に清潔に保たれているのがすごいなあと思います。
さすがにチェックアウト時間近くに行くとそこそこ汚れてはいましたが、詰まっていることはありませんでした。
トイレ
ウォシュレットもついていますね。温便座は寒い時期には大変ありがたいです。
高規格キャンプ場なだけあって綺麗です。
ゴミステーション
キャビンサイト・キャンピングカーサイト
入場ゲートをくぐって右側がキャビンサイト・キャンピングカーサイトです。
オートサイトとの住み分けができていて両者にとって快適な環境です。
オートサイト方面
オートサイトはおそらくほぼ全てのサイトに電源がついています。
広さは100平米のAサイト、50平米のCサイト、50平米のバイクサイト、テントデッキサイト、グルキャンサイトがあります。
オートサイト内には小さな池もあります。
今回利用したのはオートサイト電源付きA(100平米)
ランドロックを設営してフロントパネルを跳ね上げてぴったりジャストなサイトサイズです。
フロントパネルを跳ね上げず、タープを設営することも可能です。
その他、オートサイトの様子
リビングデッキがついたグループキャンプサイト
ドームテントを2張りできるサイトの隣にみんなでワイワイできるウッドデッキが用意されています。
常設タープにウッドテーブルが2セットもついているので便利ですね。もちろんこちらも電源付きです。
テントデッキサイト
レンタルテントを使用してちょうどいいサイズのサイトだと思います。ランドロックのような大型テントを張るのは無理がありそうです。
広いドッグラン(有料)
1頭1000円で利用できるドッグランもあります。
傾斜を利用して作られているので、足腰の弱い飼い主さんには辛いかもしれません。
場内には栗のイガも自然のまま落ちていました。猛威を奮った台風24号のせいかもしれません。
若くて活発なワンちゃんなら元気に走り回ってくれそうですが、うちの犬はただひたすら私のそばから離れませんでした・・・。
センターハウスで見つけた面白アイテム
子どもと体験してみると面白そうなアイテム。
これで火をおこせるんですね。
センターハウス内ではその他に、燃料類や飲み物、お菓子など色々販売しています。
その他、場内の様子
ヤママユガの空繭
あまり見たくない人もいると思いますが、キャンプの話なのでこの後昆虫の写真が出てきます。
ヤママユガ(成虫)
倒木
先日の台風24号の影響だと思いますが、場内の林ではたくさんの木が折れていました。
テントサイトなどに影響のある倒木はきちんと整理されていますので安心して利用できます。
前編・さいごに
前編では施設の様子を中心にお伝えしました。
後編ではこの日の気温や対策、鉄板で焼きキャンプ飯、キャンプ道具などをご紹介したいと思います。
書きたいことが多すぎて長くなってしまいましたが、前編の最後まで読んでいただきありがとうございます!
それでは後編記事公開までもう少々お待ちください。しました!