【2020キャンプの虫よけスプレー】我が家のおすすめと理由をご紹介します

数人でキャンプに行ったり山に行ったりする中で、狙い撃ちされているかのように一人だけ刺されまくる人っていますよね。

みんな同じように長袖・長ズボンをして同じ虫よけスプレーをしているのに、どうしてなのかその人だけ刺される。それも1ヶ所2ヶ所じゃなく何ヶ所も!

そうならないためにもきちんと対策をしておきたいですよね。

今回はキャンプでの虫よけスプレーについて、ママキャンプインストラクター目線でのおすすめ虫よけをご紹介します。

スポンサードサーチ

虫よけスプレーのタイプと成分について

虫よけスプレーのタイプ

大まかに分けると

  • エアゾールタイプ
  • ミストタイプ

この二つの虫よけが主流ですが、車内に積んで移動をするならミストタイプをおすすめします。

最近ではシートタイプの虫よけシートもありますので、こちらもおすすめです。

エアゾールタイプはむせこんでしまうこともありますが、ミストタイプはその心配はありません。

効果は有効成分の種類や濃度で変わるので、スプレーだからダメ、ミストだからダメというこもありません。

ここで注意しておいて欲しいのが、エアゾールタイプは中にガスが充填されているので、真夏の日の当たる車内に放置したままだと爆発してしまう危険性があるということ。これはアウトドアではよく使うガス缶やヘアスプレーなども同じことが言えます。

虫よけスプレーの有効成分

虫よけスプレーの有効成分は、ディート、イカリジン、天然ハーブが主なものになります。

効果が高いのはディートとイカリジン。それらの含有される濃度によって効果に差が出ます。体に優しいのは当然ながら天然成分を主原料として作られたものです。

ディート

ディートは日本で最初に承認された虫よけ成分。日本では50年以上使用されています。

ディートが効く理由:ディートを塗布することで、蚊などの虫が血を吸うところがわからなくなり(撹乱作用)、吸血行動を防いでくれます。

使用者の年齢制限、濃度制限があります(生後6ヶ月未満:使用しない、生後6ヶ月〜2歳未満:1日1回、2歳以上12歳未満:1日1〜3回、12歳以上:使用回数制限なし)。

効果のある虫は日常生活で見かける様々な虫と、多くの種類に対応しているのも特徴。

例えば、蚊・ブヨ・あぶ・マダニ・イエダニ・ノミ・ヤマビルなどなど。

アウトドアシーンにぴったりな成分です。

ディートを含む虫よけスプレー

イカリジン

イカリジンは2015年に日本で承認された虫よけ成分(1986年にドイツで開発された新しい虫よけ成分)。

イカリジンが効く理由:ディートと同様に血を吸うところをわからなくさせ、吸血行動を防いでくれます。

使用者の年齢制限・使用回数制限がないのが特徴。

ただし効果のある虫は、蚊・ブヨ・あぶ・マダニの4つのみ。

赤ちゃんから使えるのが嬉しいポイントですね。

天然ハーブ系

ユーカリーやレモングラス、ミントなどの天然ハーブの成分をブレンドして作られたミストタイプの虫よけスプレー。

天然ハーブが効く理由:それぞれのハーブの害虫忌避効果で虫を寄せつけにくくする

使用者の年齢制限・使用回数制限がないのが特徴。

肌にも優しいのも嬉しいポイント。ただし、天然成分であるがゆえにディートやイカリジンと比べると害虫忌避効果は低い。

効果持続時間について

有効成分の濃度とタイプ(ミストかスプレーか)によって効果持続時間が違います。

大体の製品の濃度は以下のような感じ。

  • ディート5%〜30%(12歳未満にはディート12%以下しか使えない)
  • イカリジン5%〜15%
  • 天然ハーブ系は製品によって有効な由来成分のハーブの使用割合が違う

同じ濃度でもスプレータイプの方が効果持続時間が長めのものが多いです。

子どものお肌はデリケート 気をつけたいポイント

我が家の子どもたちはもうある程度大きくなってきたので、そこまでデリケートに考えていませんが、低年齢のお子さまがいる家庭ならきっと気になりますよね。

子どものお肌はすべすべツルツルですが、とてもデリケート。エタノールなどのアルコール、パラベンなどの防腐剤。これらは子どものお肌には刺激となり、かゆみや痛みが出てしまうことも。

そんなお子さま向けの商品もいくつか発売されていますので、虫よけスプレーを選ぶ際にはその辺も見てみるといいと思います。

我が家のおすすめ キャンプの虫よけスプレー

子どもの年齢などによっておすすめが変わります。

  • 肌が弱い人、赤ちゃんにはイカリジンやハーブ由来のもの
  • アウトドアでの使用が多い人には多くの種類に対応している強力なディート

と覚えておいていただけるといいと思います。

我が家は子どもが5歳、11歳、13歳なのでディート使用の虫よけスプレーを使用することが多いです。

三男がマダニに噛まれたこともあるので、尚更ディートを選びたくなるというのも選んだ理由の一つです。

我が家で使っている虫よけスプレー(ディート10%)

ディート10%を選んだ理由としては、ディート30%だと12歳未満には使用できないからです。

12歳未満の子どもがいる家庭ではディート10%がおすすめです。

こちらの虫よけスプレーは6ヶ月以上2歳未満は1日1回、2歳以上は1日1〜3回、12歳以上使用回数制限なしで我が家にぴったりでした。

スポンサードサーチ

虫よけスプレーは家族構成などに合わせて効果的なものを選ぼう!

ダダーッと駆け足でご紹介してきましたが、大体どれを選んだらいいのかなんとなくでもわかっていただけかと思います。

最後に簡単にまとめてみました。

  • ディートは効く虫の種類が多いのでアウトドア向け
  • ディートは12歳以下の子どもには使用回数制限がある
  • イカリジンもディートと同じくよく効くが、効果のある虫がディートよりも少ない
  • イカリジンは12歳以下使用不可などの使用制限がない
  • 天然成分系はディートやイカリジンと比べると効果が弱い
  • 肌が弱い人は天然成分系がおすすめ

ということで、効き目だけに注目せず、今の自分の家族にあったものを選ぶことが大切です。

アウトドアシーンに効果的なのはイカリジンとディートと覚えておくといいですね。

虫対策バッチリで快適な夏キャンプができますように!

▼こちらの虫よけ記事もどうぞ!▼

関連記事

最近の100円ショップのアウトドア・キャンプグッズは色々なものをどんどん発売してきますので目が離せません。今回はダイソーで蚊取り線香ケースを購入。実際にキャンプで数回使用してみた感想をご紹介します。こういうものはどうしても中[…]

ダイソー蚊取り線香ケース
関連記事

スリーコインズ(スリコ)の人気はすごいですね!先日新宿のスリーコインズで見つけた夏におすすめのレジャーグッズを何回かに渡ってご紹介します。第1回目は「虫除けグッズ編」としてキャンプに持っていってもおしゃれな虫除けグッズをご紹[…]

スリーコインズ スリコ 虫除け
関連記事

キャンプといえば虫対策とは切っても切れない縁があります。みなさん、蚊・ブヨ・ムカデなどの対策はバッチリかと思いますが、もう一つ大事な対策忘れていませんか?そう、ダニです。今年はマダニも多いそうで十分な注意が必要です。[…]

キャンプのマダニ対策
関連記事

今年も虫の季節がやってきました。皆さんはキャンプ・アウトドアの虫除け対策は万全ですか?我が家では林業関係者が愛用するという蚊取り線香「森林香」を使用しています。効き目は強力なのですが、赤ちゃんや人間よりも体の小さいペ[…]

メイソンジャー・虫除けキャンドル (1)
関連記事

「キャンプをどれだけ快適に過ごせるか」それには「虫除け」対策がとても大切になってきます。虫嫌いなご家族だと大問題の一つにもなるでしょう。今回はキャンプを快適に過ごす上で重要な「虫除け対策」について、効果的な虫[…]

関連記事

こんにちは、ずぼらママです。2017年6月、お昼の番組「ヒルナンデス!」を見ていたら、私のふるさと・北海道の人気アイテム「ハッカオイル」の使い方が特集されていたのでご紹介します!今まで入浴剤と、虫よけ(主にブヨ)にし[…]

関連記事

こんにちは、ずぼらママです。 これからの季節のキャンプには虫よけアイテムが必須ですね。虫よけアイテムの代表的存在は「蚊取り線香」のような渦巻タイプの蚊やりです。 煙の出ない虫よけアイテムとして「ワンプッシュで虫を寄せ付けない[…]

虫よけスプレーおすすめ2020
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう