※2017.4.5 シュラフを新調しました~。レポートはこちら。
【ファミリーキャンプ成功の秘訣】シュラフはケチるべからず。シュラフを新調したら超絶快適だった – ママはずぼら
こんにちは、ずぼらママです。
初めてのファミリーキャンプ。キャンプデビューの成功は快眠がカギ マット編 – ママはずぼらに引き続き、肝心かなめのシュラフ編です。
今回も私の失敗に基づいてご紹介していきます。
私はシュラフの選び方でケチって失敗し、秋から春にかけてのキャンプは寒い思いをしております。
私の失敗を踏み台にして快適なシュラフを手に入れ、ぜひぜひ快眠できる喜びを感じてください。
これからシュラフを購入される皆さんが、これを読んでわざわざ失敗をしないでも済みますように。
たかがシュラフ、されどシュラフ。
シュラフは奥が深いのです。
快適温度、最低使用可能温度などの表記、シュラフの生地や詰め物の種類、様々なメーカー。
情報が多すぎて、どれを買えば正解なのか答えがみつかりません。
正解が見つからないからこそ面白いのですが、「これさえ押さえておけば必要実益にかなったシュラフを選べる」というポイントをご紹介します。
私もまだまだキャンプを始めて4~5年のひよこですが、「キャンプは楽しむもの。こだわり過ぎてうんちく垂れ流し」にならないよう、楽しんでご紹介していきたいと思います。
まあ語れるほどのうんちくも持ち合わせていない、ただのキャンプ好きです。
快適温度、最低使用温度は表記より3度高めで考えよう
シュラフを選んでいると出てくる温度。
快適温度:このくらいの気温から快適に使用できますよ。という温度
最低使用可能温度:この気温までなら対応できますよ。という温度
文字どおりの意味ですが、鵜呑みにすると後悔することもあります。
特に「最低使用可能温度」については、表記よりも3度高めで考えた方が凍えることなく眠ることができます。
最低使用可能温度3℃なら5~6℃くらいが快適に眠れる温度です。
春先や初秋のキャンプは、場所によっては最低気温がぐっと低い日もあるので、特に注意が必要です。
冬キャンプならホットカーペットやストーブがあるので、それほどシビアに考えなくても大丈夫だとは思います。
キャンプ場の標高にも注意して
関東近辺のキャンプ場は富士山に近い場所だと標高が1000mを超えているなんてところがけっこうあります。
標高が100m上がると気温は1度下がるという目安がありますので、気温観測所との標高差を考えて予測することができます。
例えばこんな感じでざっくりとしたイメージを掴むことができます。
・キャンプ地が標高1000mで天気予報の予想気温の予測地点が標高500m=気温は5度下がる
あくまでもイメージですので、参考程度にしてください。
また、盆地にあるキャンプ場も昼夜の気温差が大きくなります。
日中は暑くなりやすく、夜は冷え込むというのが盆地の特徴です。
私が過去に住んでいた盆地も、昼と夜の気温差が激しかったです。
快適温度・最低使用可能温度と値段は反比例
もちろんそうですよね。
機能性が上がれば値段は上がります。
でもここでケチると、たまたま当たった寒い日に「凍えて眠れない」なんてことが起こります。
そうです、それは私です。
一気に揃えやすい価格だったので、あまり温度なども深く考えず「寒い季節なんて、そもそもキャンプ行かないでしょ」と買ってしまったのが間違い。
予想以上に冷え込む日に当たった時には、とてもとても寒い思いをしております。
ホットカーペットと銀マットとストーブを使っても寒いです。
それくらいシュラフは睡眠にとって大事なんです!!
安かろう悪かろうでは無いにしても、シュラフはケチると良いことありません。
他のキャンプ道具を揃えたい思いをぐっと堪え、シュラフに少しの予算を加算してください。
レンタルして気がつくシュラフの大事さ
一度やむを得ない理由で連泊中の2日目にシュラフをレンタルしたことがあります。
その時にお借りしたシュラフはコールマンの普通のシュラフでした。
が、使用してみると、これまでの自分のシュラフとは暖かさが全然違います。
快眠できた翌朝、何気なくシュラフのタグに書いてある温度を見ると自分の安いコールマンのシュラフとの温度差が10℃もありました。
「そりゃ寒いわ」と妙に納得しました。
シュラフ選びって本当に大事です。
大抵テントを購入して満足してしまい、シュラフにまで情熱を注げないのが最初です。
そのテントに注ぐ情熱を少しばかりシュラフにも注いでみてください。
その先には快眠が待っています。
真夏ならタオルケットで十分だったり
関東での真夏のキャンプは数度しかしたことがありません。
なぜなら暑くて暑くて暑くて嫌気がさすからです。
9月はまだまだ暑いです。
キャンプ場は標高の高いところにあることが多いですが、それでも暑いんです。
涼しくて快適なキャンプ場はたいていすぐに予約でいっぱいになっています。
真夏にキャンプに行くのなら、シュラフは敷布団位な感じか必要ないかもしれません。
タオルケットで十分です。
タオルケットですら暑いかもしれません。
我が家では昨年9月10月のキャンプではタオルケットだけで事足りた日が多かったです(標高が300~600mくらいのキャンプ場)。
が、自然を相手に過ごすわけですから準備だけは万全にされることをお勧めします。
真夏だって突発的に寒い日があるかもしれません。
キャンプ場で風邪をひいて悪寒が始まるかもしれません。
過剰な準備をする必要はないかもしれませんが、備えあれば憂いなしです。
真夏でも20℃に行かない日もあるキャンプ場も
富士山のふもとにあるような標高の高いキャンプ場は、真夏でも20℃に届かない日があるそうです。
そんな日はタオルケットだけでは寒いかもしれません。
キャンプ地の標高や天気予報などをしっかりと確認して、その都度必要な装備を熟考しましょう。
枕も忘れずに!
子どもは枕が無くても寝れる子が多いですが、大人はそうもいきません。
「枕がないと眠れない」という人も多いのではないでしょうか?
持って行ったバスタオルなどを枕にするのもいいですが、インフレーターピロー(空気枕)などを用意するととっても快適に眠れます。
キッズ用シュラフは必要?
我が家はキッズ用シュラフを必要としたことが一度もありません。
我が家の息子たちは添い寝を卒業後、大人用のシュラフを使用しています。
考えてみてください。
現在3才だとしてキッズ用シュラフは、あと何年使用すると思いますか?
キッズ用シュラフで快適に眠れるのは何歳までですか?
小学生なら大人と同じものがいいと思います。
小学生の身長の伸びは凄まじいです。
1年生入学の時に115㎝だとして、3年生の3学期では130㎝を軽く超えてきます。
もちろんこれには個人差があると思いますので、参考までに。
大人用を2枚接続して添い寝ができるサイズで使用できるシュラフもあります。
我が家はそれを使用していたこともあり、添い寝が終わった後は大人用をそのまま使用しました。
経済的です。
まとめ
- 「最低使用可能温度」は表記よりも3度高めで考えて
- 標高が100m上がると気温は1度下がるという目安
- シュラフはケチると良いことがない。
- 暑いなら脱げばいい、シュラフはケチるべからず
- 他のキャンプ道具を揃えたい思いをぐっと堪え、シュラフに少しの予算を加算で快眠を手に入れろ
- 真夏ならタオルケットで十分なこともある
- 備えあれば憂いなし。キャンプは自然が相手というこを忘れずに。
- キャンプ地の標高や天気予報などをしっかりと確認
- 必要であれば枕も用意
- キッズ用シュラフの用意は本当に必要かどうか見極めて
ということで以上、【シュラフ編】初めてのファミリーキャンプ。キャンプデビューの成功は快眠がカギでした。
マットも大事ですが、マットの予算を銀マットくらいにしてもシュラフはケチると良いことがありません。
銀マットも今は2cmくらいのものもありますので、そこそこ快適です。
キャンプを長い季節楽しみたいのなら(キャンプに行き始めると長い季節楽しみたくなります。)、シュラフはケチらないことをおすすめします。
もうキャンプにいい季節が始まりました。
楽しく選んで、後悔のない買い物を楽しんでください!
キャンプ道具を揃えるのは本当に楽しいです。
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