こんにちは、ずぼらママです。
今日は本のレビュー。
自己啓発本が嫌いな人、読み飽きた人、自己啓発系は卒業した人でも、すんなりと読めてストンと懐に落ちる何か「気づき」がある一冊。
『なぜ、あの人の周りに人が集まるのか? 仕事もお金も人望も、すべてが手に入る「大切なこと」』を読んでみました。
全国のコンビニアルバイト、コンビニ経営者はもちろん、接客業、クレーム対応者、ブロガー、フリーランスなど、いかなる仕事においても大事な何かを思い出させてくれる一冊です。
ちなみにAmazonプライム会員は無料で読めます(Kindle本体もしくは無料Kindleアプリのダウンロードが必要)。実は無料だから読んでみたら、意外にも面白かったので・・。
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『なぜ、あの人の周りに人が集まるのか? 仕事もお金も人望も、すべてが手に入る「大切なこと」』を読んでみたら、人にとって大事なことを思い出した
何か仕事や人間関係で困っていたら読んでみてください。心が軽くなるかもしれません。
ちょっと話が臭い内容が多いけれど、本書の50%は実話がベース。
小説になっていて、とても読みやすいビジネス書。
話の内容は、ちょっとおせっかいなコンビニの女神様(67歳のバイトのおばちゃん)が巻き起こす奇跡。実は奇跡でもなんでもなく、すべての仕事にとって大切なことを思い出させてくれる成功哲学にも似た話です。
それでも自己啓発臭くなく、物語調で、コンビニという身近な存在を例にわかりやすくまとめたビジネス書。
自己啓発を毛嫌いしている人でも抵抗なく読める一冊で、仕事に「快」を見出すことが難しくなっている人にもおすすめ。
「仕事は楽しいかね?」に似た読了感がありながら、日本人なら誰の心にも響く内容です。
著者の志賀内泰弘さんが、自宅周辺の3つのコンビニにでの密かな取材、サンクス東海株式会社副社長、元リッツカールトンホテル日本支社長の話などをもとに、実話50%で作られている物語。
熱い気持ちで仕事をしていた頃を思い出す
「何、青臭い話を読んで興奮してるんだよ」と思うかもしれないけど、読んでいくうちに忘れていた何かを取り戻せる、もう一度頑張れる気がしてきます。
何にでも通じる「三方よし」
売り手よし、買い手よし、世間よし。もう一つ加えて、ライバルよし。
ブログの記事は「三方よし」を大切にすることが重要と言われていますが、それはブログだけじゃない。
すべてのビジネスにおいて大事なこと。それが「三方よし」。
そしてプラスアルファの「ライバルよし」。
すべては相手への思いやりから生じる「よし」だということに気がつきます。
頭ではわかっていても、実際にできているかと問われると即答できません。
できているかどうかではなく、常に心掛けることが重要なのかもしれません。
「要点だけでいい。物語を読むのが面倒な人」は、最後のまとめを読めばいい
物語を読むのが面倒な人、要点だけで十分という人は最後の章を読めばいいのですが、どうせならぜひ冒頭から読むことをお勧めしたいです。
「与えよ、さらば与えられん」の日本版
聖書の一文にある「与えよ、さらば与えられん」。
この言葉が、日本人のアイデンティティに寄り添い、解りやすくなった一冊。
高校生のバイトから、初心を忘れた中年まで、仕事をするすべての人なら読んで損はありません。
ビジネス書としての気づきはもちろん、物語としても心がぽかぽか温まる、そんな一冊です。
なぜ、あの人の周りに人が集まるのか? 仕事もお金も人望も、すべてが手に入る「大切なこと」
- 作者: 志賀内泰弘
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2014/12/26
- メディア: Kindle版
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この著者のその他の著書
「他人と比べない生き方」とか「七転び八起きの人びと」とか読んでみたい。