こんにちは、ずぼらママです。
秋ですね。幼稚園や小学校の運動会もあちこちで開催され始めますね。
秋は、各地で楽しいお祭りがありますね。私の地元も秋祭りを開催する地域でした。
今回は「読書の秋」に読みたい、秋にちなんだ、秋を感じる絵本をご紹介します。
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- 1 くすのきだんちの あきまつり/作:武鹿悦子/絵:末崎茂樹/ひかりのくに/税別1200円
- 2 ニャンタとポンタのわたあめやさん/たちのけいこ/あかね書房/税別1200円
- 3 やきざかなの のろい/塚本やすし/ポプラ社/税別1300円
- 4 どうぞのいす/作:香山美子/絵:柿本幸造/ひさかたチャイルド/税別1000円
- 5 おばけパーティ/作:ジャック・デュケノア/訳:おおさわあきら/ほるぷ出版/
- 6 ピノとオリーブ/古川麻澄/キンダーおはなしえほん/フレーベル館/税込380円
- 7 ふわふわふとん/カズコ・G・ストーン/福音館書店こどものとも傑作集/税別900円
- 8 ふしぎなナイフ/作:中村牧江、林建造/絵:福田隆義/福音館書店こどものともセレクション/900円
- 9 最後に
くすのきだんちの あきまつり/作:武鹿悦子/絵:末崎茂樹/ひかりのくに/税別1200円
2015年9月初版。10年くらい前に幼稚園児の間で大人気になった「くすのきだんち」シリーズの一冊です。
あらすじ
くすのきだんちの住人たちが秋祭りにおでかけするお話。秋祭りをたくさん楽しんだ後は、みんな仲良くくすのきだんちに帰ります。くすのきだんちは10階建て。どんなに遠くからでも必ず見える!みんなは改めてくすのきだんちを誇らしく、嬉しそうに眺める。そんなすてきなくすのきだんちのおはなしです。
感想
おみこし、わたあめ、おめん、わなげ、よーよーつりとお祭りの楽しさが絵を通して伝わってきます。子どももその絵とお話に釘付けに。
ニャンタとポンタのわたあめやさん/たちのけいこ/あかね書房/税別1200円
2008年8月初版。
あらすじ
仲良しコンビのニャンタとポンタがお祭りでわたあめやさんを開きます。そこへイタズラカラスのコンビがやってきて、色んな動物にイタズラをする。おばけやしきに逃げ込んだイタズラカラス・・・。美味しい食べ物、お祭りの楽しい雰囲気が伝わる一冊。
感想
これを読むとお祭り屋台の食べ物が食べたくなります。わたあめが題材にされている面白い絵本。
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やきざかなの のろい/塚本やすし/ポプラ社/税別1300円
2014年11月初版。焼き魚が美味しい季節に読みたい一冊。
あらすじ
焼き魚がきらいで、晩御飯の焼き魚を残した男の子。焼き魚はどうしても男の子に食べてもらいたくて、どんどん迫ってきます。お風呂に入ってきたり、布団に入ってきたり、朝ごはんのときにも「きらわないでくれ~、ちゃんとたべてくれ~」と呪いのように迫ってきます。最後には焼き魚が大好きになってしまうというお話。
感想
これって面白い食育?なかなか面白い絵本です。小学生の息子もお気に入りの一冊。2才の三男も楽しく見ています。塚本やすしさんのヘタウマな絵(下手なように見えて、とても上手で味がある絵)も見どころです。
どうぞのいす/作:香山美子/絵:柿本幸造/ひさかたチャイルド/税別1000円
1981年11月初版。その後90刷以上増版している名作絵本。収穫の秋らしく、秋の木の実と、その木の実を食べる動物がたくさん出てきます。
あらすじ
うさぎさんが椅子を作って「どうぞのいす」の看板を立て、木の下に置きました。そこへろばさんがどんぐりを置いて、くうくうお昼寝。お昼寝をしている間に動物たちの素敵な「どうぞのリレー」が始まります。心温まる、思いやりの心を育む一冊。
感想
優しい絵と、リズミカルな文。4,5歳向けとなっていますが、2歳からでも十分楽しめる一冊。読み聞かせには最適な一冊です。本当にほっこりする絵本。
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おばけパーティ/作:ジャック・デュケノア/訳:おおさわあきら/ほるぷ出版/
1995年6月初版。その後20刷以上増刷。ハロウィンの季節にぜひ読んで欲しい一冊。
あらすじ
おばけたちの晩餐会。おばけのアンリがみんなをおもてなし。綺麗な色のカクテルを飲むと、みんな飲んだ色に変身。サラダを食べるとサラダ色。サーモンを食べるとサーモン色。アイスを食べると・・・。不思議で楽しいおばけたちのパーティのお話。
感想
食べるものによって体の色が変わるおばけたち。「さいごはあつあつミルクがいちばんだね」と言って元に戻りますが、おばけのアンリのイタズラでまたまた体の色が変わっちゃう。子どもの想像力が膨らむ、素敵な絵本。読んでいても面白いです。話は短いですが、面白さがギュッと詰まった一冊。子どもからは何度も繰り返し読んでと言われた本です。
ピノとオリーブ/古川麻澄/キンダーおはなしえほん/フレーベル館/税込380円
この絵本、幼稚園で申し込んだ毎月届く絵本の12月号でした。ハードカバーとしては出版されていないのが非常に残念。絵もお話も素敵な一冊。中古で取り扱っている所もありそうなので、探してみる価値ありです。
こちらの出版社のサイトおうちでキンダーブック フレーベル館定期購読サイトでバックナンバーを探してみましたが、見当たりませんでした。残念。
あらすじ
こならに住む森の妖精ピノとオリーブ。毎年みんなに森で採れた木の実を使って、森のみんなから頼まれたものをつくります。歯磨き粉、のどあめ、くつした、けいとのぼうし、世界一長いマフラー・・・。出来上がったものを届けに行きますが、世界一長いマフラーを注文したのはいったい誰でしょうか。
感想
絵がとてもかわいいです。わしのような素材を使ったちぎり絵を上手に使っている素敵な絵本。出てくる動物たちもかわいい。世界一長いマフラーは世界一ポッカポカのミノムシ君のお家になるという最後のオチもほっこり、心温まります。秋の終わり、冬の始まりを感じさせる素敵な一冊。ママがおばけになるような・・・な絵本より、こういう絵本がハードカバー化されたらいいのにと思います。
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ふわふわふとん/カズコ・G・ストーン/福音館書店こどものとも傑作集/税別900円
1998年こどものとも発刊。2001年こどものとも傑作集として初版。「やなぎむらお話しーりず」の一冊。シリーズの「ほたるホテル」「きんいろあらし」は割と有名。
冬はすぐ目の前まで迫っている時期のお話。本当は「きんいろあらし」が秋の絵本ですが、持っていなく読んだことも無いのでこちらをご紹介させてください。「きんいろあらし」も購入してみますね!
あらすじ
虫たちの住む「やなぎむら」に冬がやってきます。冬ごもりをするために「ががいもの種」を探しに行く虫たち。途中色々と大変なことが虫たちに起こるけれど、最後はあったかいガガイモ布団でみんなほっこりおねんね。心まで暖かくなる一冊。
感想
虫たちが一生懸命に暖かい布団を探して冒険する姿、それを助けるネズミの夫婦。助け合い一生懸命生きている姿が何とも言えません。
「はなびどーん」「なーんだ なんだ」 など数々の名著をお持ちの作者。赤ちゃん向けの絵本から、幼児向けの素敵なお話も書けるなんて素敵ですね。絵がとっても素朴な感じで好きです。読んであげるなら3歳からとなっているように、少しお話が濃い?文字数が多いです。この作者が好きな人におススメの一冊。これを読むと、その他のやなぎむらシリーズも欲しくなっちゃいます。
ふしぎなナイフ/作:中村牧江、林建造/絵:福田隆義/福音館書店こどものともセレクション/900円
もうこれはAmazonに掲載されている内容紹介をそのまま転載します。子どもは大ハマり間違いなしの一冊。何とも言えないワクワク感がどんどん高まっていく一冊。そして最後の爆発がたまらない!
秋も何も関係ないですが、絵本の棚卸をしていて見つかった一冊。どうしても紹介したくて書きました。
内容紹介
洋食に使うふつうのナイフが1本。このナイフはふしぎなことに、曲がる。捻れる。折れる。割れる。溶ける。切れる。ほどける。ちぎれる。散らばる。こんどは、伸びて、縮んで、膨らんで……最後に破裂! ページをめくるごとに、現実にはありえないはずのナイフの変形した姿が、スーパーリアリズムで描かれ、不思議な絵本の世界が展開します。
出版社からのコメント
ちょっと変わっている絵本。一見、単純で静かな画面ですが、強いエネルギーが潜んでいます。読者からこんなに熱烈な反応がくるとは、正直に言えば多少意外でした。子どもたちの想像の世界をふくらむような絵本をつくりたい、という私たちの目標を、この本はどうやら達成したようです。 読んであげるなら:3才から
最後に
秋を感じるおすすめ絵本8冊。いかがでしたでしょうか?
気になる一冊はありましたか?読み聞かせを喜んでくれる時期は、思っているほどそう長くありません。小さいうち、子どもが大いに喜んでくれるうちに、たくさんたくさん色んなほんとの出会いを設け、たくさんたくさん読み聞かせてあげれたら素敵ですね。