スノーピークのLEDランタンの中で最も小さい「たねほおずき」
もう何年も使用していますが、この手のひらサイズのたねほおずきが想像以上に便利で、今や我が家のキャンプには欠かせないアイテムとなっています。
ループがマグネット接着方式になっているので使い方の幅が広がってとても便利なのです。
そんな便利な「たねほおずきの便利な使い方」と「つかない時の対処法」「ゴールゼロやレッドレンザーとの色味の違い」をご紹介します。
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たねほおずきのここが便利!5つのポイント
1・小さくて軽い!
その重量なんと57g。今、私の目の前のコーヒーカップよりも軽いんです。
そして大きさは手のひらサイズ。
大人が両手で握ってすっぽり隠れるくらいの大きさです。
子どもでも持ちやすい重さと形状で、我が家の子どもたちもお気に入りのアイテムです。
重量 | 57g |
直径 | 62mm |
明るさ | 最大60ルーメン |
電源 | 単四電池3本 |
2・強力マグネットでどこにでもくっつく!
持ち手にもなるループの先についているのがマグネット。マグネットでつけ外しができるようになっています。
このおかげで布にもポールにもどこにでもピタッとくくりつけることができるというわけです。
3・小さいのに明るさ60ルーメンの力強さ
たねほおずきの親的存在ほおずきの明るさは100ルーメン。対してたねほうずきは60ルーメン。
暗くなってからのキャンプ場内移動(トイレや炊事場など)にちょうど良く、テント内寝室部の補助光としてちょうどいい光量です。
特筆すべき点はもう一つ。光量が無段階調整できるということ。就寝時のナイトライトがわりに好きな明るさで調整できます。
また、フラッシュライトとしても利用できるので、万が一居場所を知らせるようなケースでも役に立ちそうです。
(1000ルーメンなどの大光量LEDランタンと比べると圧倒的差が生まれてしまいますが、このサイズの手持ち型LEDランタンとしてはかなり優秀です。)
ほおずき | 最大100ルーメン (無段階調光可能) |
たねほおずき | 最大60ルーメン (無段階調光可能) |
4・シリコンシェードで光が柔らかい。温かみを感じる「暖色LEDライト」
たねほおずきは温かみを感じる「暖色LED」を使用しています。
自宅の蛍光灯などではよく青みがかった白色灯が使われていますが、それから比べるとオレンジがかった優しいあかりになっています。
5・ゴールゼロやレッドレンザーと色味の比較
こちらの写真はゴールゼロやレッドレンザーなど他の手持ちタイプのLEDライト・ランタンです。
それらから比べても、たねほおずきがオレンジがかった色であることが写真でも伝わるかと思います。
下の表に簡単にそれぞれの最大ルーメンと、出力タイプ(充電式なのか、電池式なのか)を記載しています。
左:GOALZERO Lighthouse Micro Flash | 最大150ルーメン | 充電式 |
中央:LEDLENSER ML4 | 最大300ルーメン | 充電式、単三電池1本での使用も可能 |
右:LEDLENSER ML6 | 最大750ルーメン | 充電式、スマホなどへの給電も可能 |
下:NoBox ミニグローブライト(直径38mm) | 最大40ルーメン | 充電式 |
ほおずき | 最大100ルーメン (無段階調光可能) | 単四電池3本 |
たねほおずき | 最大60ルーメン (無段階調光可能) | 単四電池3本 |
たねほおずきの使い方、6つのアイディア こんな使い方しています!
1・ポールにくっつける
ランタンハンガーのポール部分にくるっとループとマグネットで固定。
裏から見るとこんな感じ↓
2・ひもにぶら下げる
軽いからどこでもぶら下げOK!
マグネットもしっかり強力なので揺れても落下する心配がありません。
3・テントの出入り口を照らす
ランタンで自分の周囲を照らすのはもちろんですが、テントの出入り口にライトがついていると自分のテントの目印になって意外と便利。
広大なフリーサイトや混雑しているキャンプ場では、子どもたちが迷子にならないためのツールにもなるので便利です。
4・テント(布)にくっつけて固定
少し厚みのあるテントも、ツルッとした薄い素材にもそこそこ強力なマグネットのおかげで布を挟んで簡単に固定できます。
使わない時も布テントなどにぶら下げておけるので、散らかりがちなテーブルの上もスッキリ。
5・いろんなところにくっつく
ポール、ひも、布といろんな場所にくっつけて使用していますが、ループをくるっとできればどこにでもくっつきます。ループを巻き付けられなくても磁石がくっつけばぶら下げることができます。
こんな風に椅子の脚につけたりもできます。この写真は焚き火の時に椅子の後ろにつけたものです。
焚き火の時は明かりは必要ないのですが、子どもが小さいと足元だけ照らしてあげたかったり・・・で、焚き火の方向に明るさがいかないように椅子の後ろにつけてみました。
6・ちょっとしたアイディアで使い方無限大!
かぼちゃのバケツの中にたねほおずきを入れた写真なのですが、まだちょっと外が明るいときに撮影したのでわかりにくいですね。
水の入ったペットボトルの後ろから照らせば簡易ランタンにもなったり、使い所の幅が広く、雰囲気を演出したり、いざという時にも便利です。
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たねほおずきがつかない時の対処法
電池をチェック 単四電池3本です!
たねほおずきがつかない時、真っ先に電池をチェックしましょう。
たねほおずきを就寝時にテント内の灯りとして使用した場合、単四電池3本で一泊分。大体2泊目の夜になると電池が切れます。
highで使用した場合、最大40時間使えるとなっているので、使い方によっては長持ちしますよ!
ちなみに、これよりも大きなほおずきと違って、充電タイプではありませんのでご注意ください。
赤色LED点滅で電池切れのサイン
電池がなくなってくると、たねほおずきの上部、蓋の部分から赤色LEDが点滅しお知らせしてくれます。
点滅するとあっという間に使えなくなりますので、早めに電池交換をしておくといいですね。
押してもつかない?強めに長押しで点灯します。
長押ししてもつかない。そんな時には本当にほんの少しだけ強めに長押ししてみてください。
一度コツを掴むと、次からは簡単に点灯できると思います。
2・そのまま長押しで好みの明るさに無段階調光
3・点灯後、一度手を離してから短く押すと段階調光・フラッシュ(点滅)となる
たねほおずき2つの注意点
1・シリコンシェードに埃がつきやすいが、水洗いで簡単にキレイになる
屋外で使用することが多いと、どうしても砂埃などが付着してしまいます。
でもたねほおずきのシリコンシェードは丸ごと取り外して水洗いができるので、簡単にキレイになります。
かれこれ5年近く使用していますが、シリコン製品にありがちな、経年変化でベトベトして汚れが落ちにくくなった・汚れがつきやすくなったということもありません。
長く楽しめる製品です。
2・落とした時に全部バラバラになりやすい
ついうっかり地面に落としてしまうことがあるんですが、ある程度の衝撃が加わって落ちた場合、上蓋、シェード、電池も全部バラバラになりやすいです。
特に夜に高いところから落としてしまうと大変。
手で持っているくらいの高さから地面に落ちたくらいでは、そんな風にはならないのですが、少し硬い地面や石、テーブルなどに当たって落ちた場合はバラバラになりやすいです。
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さいごに
我が家のキャンプでは必須アイテムのたねほおずき。
かれこれ5年使っていますが、間違いなく「買って損なし」の優秀キャンプギア。
たねほおずきを購入しようか悩んでいても買ってしまえばこの良さの虜になること間違いなしです!
「たねほおずき」キャンプのおともにぜひ仲間入りさせてはいかがでしょうか?
▼ちなみにほおずき、たねほおずき、ベアボーンズはコストコのアンモボックスに収納しています。
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