前編では河津七滝オートキャンプ場の魅力(ホタル、温泉、滝めぐり、周囲の観光情報など)をお伝えしました。
後編となる場内詳細レポート編では、トイレや炊事場、お風呂の様子など、利用するにあたり気になる場所を中心にご紹介します!
キャンプ場管理人さんから聞いたお話なども交えてご紹介できたらと思います。
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伊豆・河津七滝オートキャンプ場 基本情報
【住所】〒413-0501 静岡県賀茂郡河津町梨本470−1
【アクセス】伊豆縦貫道 月ヶ瀬ICから約22km、車で約35分
【電話番号】0558-36-8080
【営業期間】通年
【HP】https://www.nanatakiauto.com/
【予約】電話もしくはHPより
【チェックイン・アウト】イン13時〜17時、アウト翌日11時
【ペット】バンガロー含め宿泊施設全てOK(食堂、温泉は不可)
【設備】オートサイトA(ウッドデッキサイト、一部AC電源あり)、オートサイトB(川原サイト)、バンガロー、クアコテージ(温泉施設の2階)、第二キャンプ場(砂利サイト)、トイレ、シャワー室(男女各2つ)、24時間無料温泉(男女別)、炊事棟(水のみ)、マス釣り(4匹2160円)、アルコール含む自販機あり、氷の自販機あり(珍しい)、薪・炭・ガスなどの販売あり
【利用料金】テントサイト一律4000円(バイク来場は2500円)、施設利用料大人1000円・子ども600円、いずれも税別料金
【クレジット】不可
【ゴミ処理】可
河津七滝オートキャンプ場 場内詳細レポート
それでは早速場内の様子を写真と一緒に見ていきましょう。
受付、管理棟
キャンプ場に到着したら、まず受付。
所定の用紙に名前や住所を書き込みます。
販売品・レンタル品が豊富
下の写真を見ていただければ何となく販売しているものがお分りいただけるかと思います。
チャッカマン、虫除けスプレー、消毒液などの衛生用品、電池、浮き輪、水中眼鏡、ゴーグル、虫かご、ガス、着火剤、食器洗剤、スポンジ、紙皿、サラダ油、塩、サランラップ類。
ちょっとした忘れ物なら全然問題なさそうですね。
レンタル品も、テント、布団、シュラフ、毛布からホットカーペットまでと色々あります。レンタル品が必要な方、詳しくは公式HPでご確認してみてくださいね!
レンタル品一覧はこちら:https://www.nanatakiauto.com/guide/rental/index.html
自販機の飲み物がひえひえ!!
ひえっひえに冷えた自販機。暑い季節には最高!
漫画本もたくさんで雨の日のおともに
雨で何もすることがなくなっても、漫画本がたくさんあるので安心ですね。
子どもたちのいい暇つぶしになります。
知る人ぞ知る!キャンプ場の隠れキャラ「ハレちゃん・バレちゃん」
ただのたぬきの剥製だと思った人がほとんどだと思います。
実際に私もそう思っていましたが、実は名前がついているんです。
写真左がバレちゃん、オス。右がハレちゃん、メス。
二匹合わせて「晴ればれ!」
なぜそんなネーミングかというとキャンプ場の電話番号に秘密が。
キャンプ場の電話番号0558-36-8080
もうお分かりですね。末番8080で「ハレバレ」です。
よーく見ると左のたぬきが持っているトックリも八○になっています。
オーナーである管理人さんが狩猟免許を持っていらっしゃるそうで、新鮮な猪肉や鹿肉なども食べられるようです。
トイレ
場内には管理棟内のトイレ、オートサイトA側のトイレ、バンガロー側のトイレ、第二キャンプ場のトイレの計4つあります。
クアコテージは各部屋にトイレがついています。
オートサイトA側トイレ
バンガロー側トイレ
バンガロー側のトイレは隣にシャワー室があります。
トイレの便器の数は少ないですが、設備はオートサイト側とそんなに変わりはありませんでした。
正直、サンダル履いて入りたい雰囲気ではありますが、汗を流す分には充分でしょうか。
川遊び後の汚れを落とすくらいなら充分ですね。
キャンプ場には無料の露天風呂がついていますので、わざわざシャワー室を利用することケースはないかもしれません。
クアコテージ内トイレ
クアコテージ内のトイレはいつもの安心して利用できるお家のトイレといった雰囲気。
不快指数ゼロなので、トイレ重視の方はクアコテージがオススメです。
オートサイトA ウッドデッキタイプ
下の写真の荷物が置いてあるのがオートサイトAのウッドデッキです。
ウッドデッキだと雨が降ってもテントのボトム部やキャンプ道具が汚れなくていいですね。テントの乾きも早そうです。
今日のキャンプ地!
と言ってもバーベキューの練習をしたいのでテントを置いてきてコテージ泊です💦
遠かったけどいい場所な予感!!#河津七滝 pic.twitter.com/JAK2bJdBpb— ずぼらママ@キャンプブログ (@zubora_mama) 2019年6月22日
このウッドデッキの上にテントを張るのですが、そんな経験がない我が家はこの上でタープを張るのを諦め、いつも通り地面にタープを張りました。
テント設営にはペグではなく、針金でウッドデッキと固定する必要があるようです。針金は受付でもらえます。
オートサイトA側 炊事場
オートサイトAの炊事場は2ヶ所あります。
どちらも水のみ。夜間の電気は使用時のみ自分で点灯するタイプ(虫が寄ってくるため)。
オートサイトAにある釣り堀
オートサイトAの炊事場と炊事場の間にあるのがマス釣りができる池。
釣り具レンタル付き4匹まで2160円でマス釣りが楽しめます。
オートサイトB 川原サイト
オートサイトBは川原サイトとバンガロー前のサイトに別れています。
バンガロー側のオートサイトBの前にも川が流れているので、条件としてはそんなに変わりませんが、どちらかというと管理棟下側の川原サイトの方が静かで良さそうです。
もう一つのオートサイトBは。管理棟建物の下側。
こちらも川沿いに川原サイトが広がっています。
オートサイトB側 炊事場
オープンしてから25年以上ですので、それなりに古い感じです。
古いですが、変にごちゃごちゃして汚い感じよりは全然いいですね。
バンガロー
バンガローは場内の橋を渡った先にあります。
バンガローの外には特にテーブルなどはなく、縁台のようなベンチのような建物に固定されている椅子がありました。
バンガローを利用する場合もテーブルや椅子は持ってきた方がいいかと思います。
バンガロー 炊事場
バンガロー側の炊事場には三角コーナーがセットされていました。
クアコテージ
クアコテージは管理棟・温泉施設の2階になります。
なんと中に入ってびっくり!外側のイメージとは全然違い、とても現代的で綺麗です。
外から見ると天井が低そうな気がしましたが、天井も高くて狭い感じは全くしません。
クッキングヒーターがついているのはありがたいのですが、キャンプ道具がはたしてどこまで対応できるのか気になる所ではあります。
今回私がコテージ内で使用したのはヤカンだけですが、手持ちのヤカンはIHで使用できました(スノーピークのポイントで交換したステンレスのやつ。ただしIHには対応していない製品だと記載されていました)。
そしてロフトもついています。けっこう高く、はしごの角度は急です。小さい子は注意が必要かと思います。
お風呂前の洗面台にはコンセントもついていて、ドライヤーを持って来れば使うことができます。
シャンプーなどの付属品はありませんが、バスマットがついています。
クアコテージの温泉のお湯はけっこう熱めです。
360度カメラ映像 クアコテージ
河津七滝オートキャンプ場 クアコテージ 露天風呂2 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
河津七滝オートキャンプ場 クアコテージ 露天風呂 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
河津七滝オートキャンプ場 クアコテージ #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
河津七滝オートキャンプ場 クアコテージ ロフト #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
24時間入り放題 無料露天風呂
24時間いつでも入れる無料露天風呂。
しかも6月下旬から7月は露天風呂に浸かりながら蛍を見ることができます。なんと贅沢な。
私が利用した6月22日はあいにくまだ蛍が出始めたばかりで数が少なく、感動するような数ではありませんでした。
7月になると数がぐっと増えるそうなので、楽しみですね!
岩盤浴施設
実は露天風呂だけじゃなく岩盤浴施設に食堂まであります。
キャンプ場ではなく、ここだけを利用しにくるお客様もいるほど。
こちらの食堂は朝10時前くらいから利用できるそうです。遅めの朝ごはんや、撤収後のお昼ご飯を食べることもできますね。
ゴミ捨てについて
缶、ビン、燃えるごみ(ペットボトルは燃えるごみ)、ガスボンベまで引き取っていただけます。
壊れたキャンプ道具などは当然持ち帰りですが、誰かが捨てた形跡がありました。壊れたキャンプ道具は持ち帰ってくださいね。
子どもが見つけた大きな「クマ岩」
クアコテージのお風呂から見えた大きな岩。
4歳の子どもが「クマの顔みたいな岩だからクマ岩!」と勝手に命名していましたが、確かにクマの顔に見えなくもない。
行かれた際にはぜひチェックしてみてください。かなりの巨岩です。
第二キャンプ場
蛍が多いのはわさび沢がある第二キャンプ場。
トイレはありますが、温泉やシャワーはありません。
管理棟からも約1km離れており、サイト横の道路を走る車もほとんどなく、外灯もありません。
夜は実に真っ暗。
夜に蛍を探しに第二キャンプ場まで行きましたが、野生動物がいつ出てきても不思議じゃない、そんな雰囲気です。
静かな雰囲気が好きなら第二キャンプ場がいいかもしれませんね!
ただしお盆などの混雑期には、第二キャンプ場もたくさんの人が利用されるのだと思います。
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買い出し情報
キャンプ場周辺にはお土産やさん、食堂やお茶屋さんなどがありますが、スーパーはありません。
一番近いのはコンビニ。
月ヶ瀬ICを降りてすぐの場所にセブンイレブンがありました。
スーパーは一番近いのが約10km先の「フードストアあおき河津店」かと思います(利用していないのでgoogle mapsで確認しただけですが、いたって普通のちゃんとしたスーパー。御殿場や横浜など複数店舗あり)。
営業時間:9時30分〜22時
住所:〒413-0513 静岡県賀茂郡河津町浜123
場内詳細編 さいごに
利用したのが梅雨真っ只中ということもあり、夜間は雨も止みましたが、雨で始まり雨で終わったキャンプでした。
梅雨時はコテージやバンガロー泊を楽しんでみるのもいいですね!
河津七滝オートキャンプ場は、春は桜、夏は蛍やカブトムシに川遊びと、子どもと自然を満喫するにはぴったりな場所。
温泉もあり、帰りには滝めぐりや国内最大級のカエル館(KawaZoo)に寄ったりと楽しみがいっぱい詰まった場所でした。
ぜひ次のキャンプ地候補に入れてみてくださいね。
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