「そろそろ本格的に虫の季節だな」と感じてきたここ数週間のキャンプ。
ハッカスプレーは実家の農家を営む両親も「とにかくブヨに効く」とお墨付きです(まあ、刺される時は刺されます)。
というとで、今年も虫除けスプレーを自作します。
が、今年はバージョンアップ!!ということでハッカオイルにユーカリの精油をプラスして香りが良くなるようにしてみました。
ユーカリが入っているだけで、こんなにもハッカの主張が薄れるとはビックリです。
それにユーカリは鼻や喉をスーッとさせてくれる効果も期待できますし、リフレッシュにも最適ですね。
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農家お墨付きハッカスプレー
私の実家は北海道の農家なのですが、とにかくブヨが多い!
農業を営む両親はブヨ対策としていつからなのか、かれこれ10数年以上前からすでにハッカスプレーを愛用していました。
両親曰く「なんだかんだでハッカスプレーがブヨにはよく効く」のだとか。
ただしこまめなスプレー(汗で流れたり、効果の持続時間が短いため)が必要なのと、必ずしも刺されない(噛まれない)というわけではありませんので、過度な期待はご注意ください。
1日の使用回数が制限されるDEETが含まれていないので安心して使えていいですよね。
ハッカスプレーのここがすごい!
・抗菌
・殺菌
・消臭
その効き目たるやすごい!
きちんとスプレーがかかり効果のある場所にはブヨも寄ってこないのか刺される(噛まれる)ことは滅多にありません。
そして暑い日に肌にスプレーすると清涼感がたまりませんよね。
ハッカスプレーにはリフレッシュ効果もあるので、暑くてだるい時にワンプッシュでリフレッシュもできちゃいます。
農業を営む両親は毎年ハッカスプレーを愛用しています。
それでもブヨに噛まれた時にはポイズンリムーバー
ポイズンリムーバーですぐに毒を吸引することで、その後の痛み・痒み・腫れを最小限のダメージに抑えてくれます。
詳しくはこちらの記事でご確認ください。
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ハッカスプレーのここに注意!
・揮発性が高いのでこまめなスプレーが必要
ハッカスプレーがかかっていない場所を刺してきているのでは?というような場所をブヨは狙ってきているような気がします。
そんなわけで母はスプレーがかかりにくい顔や足をよくブヨに刺されガンガンに腫らしています。
また、ハッカスプレーは揮発性が高いので持続性がないため、こまめなスプレーが重要です。
でもハッカの匂いって結構キツイですよね。
鼻がスーッとして気持ちいいのですが、ずーっと嗅いでいたい匂いではないかな。
ユーカリオイルについて
今回使用するユーカリオイルですが、お店で売られていることの多い「ユーカリ・グロブルス」についてご紹介します。
私が使用しているものは無印良品で購入した精油ですが、「ユーカリ・グロブルス」と英語表記されていました。
爽快な鼻にくる香りが特徴的で、よく呼吸器系のトラブルサポートとして利用されることの多いアロマ。
鼻水や鼻詰まり、咳やたんなどの不快な症状を緩和する目的で使用されることが多いと思います。
また、室内の消臭、ダニやノミなどの防虫効果も期待できることでも知られています。
「ユーカリ・グロブルス」の刺激が強い香りが苦手であれば「ユーカリ・ラディアータ」というグロブルスと同じような効果がありなが、香りのマイルドなタイプを選ぶのがおすすめです。
またユーカリグロブルスは刺激性が強いことから、「妊娠初期の方・乳幼児に使用する際はご注意ください」との記載を多く見かけます。
ちなみに4歳児がいる我が家では使用量を気をつける(多量に使用しない)ことで特段問題は起きていません。
・呼吸器系のトラブルサポートとして利用されることが多いアロマオイル
・室内の消臭にも効果あり
・ダニやノミなどの防虫効果も期待できる
・ユーカリグロブルスの刺激が苦手なら、同等効果のユーカリラディアータがおすすめ
天然虫除けスプレー「ユーカリミントスプレー」の作り方(ハッカオイル+ユーカリオイル)
ハッカとユーカリで作ったスプレーということで「ユーカリミントスプレー」と勝手に命名しちゃいましょう。
ユーカリの匂いが苦手という方はユーカリなしのノーマルハッカスプレーの作り方を参照ください!
子どもに使用するものだから「効果はあるけど刺激の少ないもの」を選びたいと思うのは親心としては自然なことだと思います。子どもに使っても安心な虫除けとして、ママ友の間でよく見かけるのが緑のボトルのもの。緑のボトルというこ[…]
用意するもの
- 精製水
- 無水エタノール
- ハッカオイル
- ユーカリオイル
- アルコールOKのスプレーボトル
- あればスポイトなど(なくても目分量でOK)
スポイトなどがあれば便利ですが、別にわざわざ用意しなくても大丈夫!(ずぼらですみません)
適当なのが嫌ならぜひともご用意ください。
作り方
分量
- 精製水 40〜50ml
- 無水エタノール 5ml〜10ml(肌荒れが気になるようなら少ない方がいい)
- ハッカオイル 5滴〜10滴(0.5ml-1ml)
- ユーカリオイル 5滴〜10滴(0.5ml-1ml)
ユーカリオイル多めにするとシーブリーズっぽい香りになります。
作り方
- 無水エタノールにハッカオイル・ユーカリオイルを適量入れる(精油は刺激が強すぎないかなど確認しながら適量を)
- 精製水を必要量足す
- ボトルに蓋をしてシャッフルで完成!
※2週間ほどで使い切るのが目安です。
アルコール成分が苦手な方はクリームがおすすめ!
昨年ハッカクリームを作ったのですが、足首に塗ったり、顔に近い場所(首筋など)に塗ったりするのに大変便利でした。
ハッカクリームと同じようにユーカリミントクリームも作れますので、気になる方は過去記事を参考いただけると嬉しいです!
ハッカクリームの作り方はこちら
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市販の虫除け天然アロマスプレーとどう違うの?
効果の持続時間について、自作したものと市販の天然アロマスプレーは「どちらもこまめなスプレーが必要」という点ではさほど差はないように思います(個人的な肌感覚です)。
どちらもDEETやイカリジンなどの化学成分無配合なので強力な効き目を期待するものではありませんが、ブヨに対して効き目が高いのは自作のハッカオイル含有量が多い自作の方ではないでしょうか。
市販のものは香りにも重点を置いて製造されているため、香りはとてもいいです。
他に何が違うかというとズバリお値段ですよね。コストです。
こまめにスプレーをするものだからこそ大量に必要になってきますし、市販の天然成分のものだと一本がそれなりにお高いです。
自作してしまえばお値段はお安くすみますし、何と言っても自分好みの香りに作ることも可能です。
自分で香りのアクセントを変えたいときなどは圧倒的に自作の方が自由度が高いです。(例えばラベンダーを追加したりだとか)
冬の間、アロマディフューザーで使用したアロマオイルの残り(我が家のアロマオイルは無印良品)も当然使用できるので、色々とブレンドしてみるのも楽しいですね。
・自作は香りの自由度が高い(好きな香りに調合できる)
・自作は低コスト(たくさん使うものなので自作の方がお得)
まとめ
今年はいつものハッカオイルにユーカリをプラスして香りもよく仕上げてみました。
シーブリーズに近い香りになるので、ハッカの香りが苦手という方でもお使いいただけるのではと思います。
低コストでたくさん作れるので、お値段気にせずガンガン使えるのも嬉しいですね!
今年の夏はいつもと違ったアレンジで、ぜひぜひ「ユーカリミントスプレー」をお試しください!市販品にも負けないかも!?
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