小さい子どもを連れたファミリーキャンプは、キャンプ中だけじゃなく移動中も大変なことが多いですよね。
末っ子が誕生してから再開したファミリーキャンプ苦節4年。
我が家の失敗体験談を振り返り、対策・必須アイテムをご紹介します。
同じような失敗をする人が一人でも減ることを願って。
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ファミリーキャンプで大失敗から学んだ対策
保冷剤はジェル系保冷剤も用意すべし
転んでぶつけた、急な発熱、毒虫に刺されたところを冷やす、火傷を冷やす、など柔らかいジェル系保冷剤ならではできること。
ケーキ屋さんでよくもらうタイプのジェル系保冷剤。あれの大きいバージョンがあればもっと良いです。大と小の2種類があると何かと重宝します。
氷点下になるというハードタイプは食品を冷やすためには必要ですが、ケガや病気などいざという時のためにもジェルタイプがあると何かと便利です。
実話失敗談
一番上の子が末っ子を喜ばせようと急に抱っこして下り坂でジャンプ。
もちろんコケる・・・。
末っ子、アスファルトが敷かれた地面に頭を打つ・・。
末っ子大泣き。
頭を冷やそうとクーラーボックスを見るも、氷点下になるハードタイプしかない・・・。
そんな時ジェル系保冷剤があればどれだけ心強かったことか。
頭を強打した場合、その後吐いたりしないか、傾眠傾向にならないかなど気をつけて見ている必要がありますが、とりあえず冷やしたいですよね。
そんな時にとっても心強いアイテムです。
それからはどんな時でもキャンプではジェル系保冷剤を持っていくようになりました。
車には携帯トイレを常備すべし
ファミリーキャンプで一番厄介なのがこれじゃないでしょうか。
出発前や車内で「トイレ大丈夫?」と聞いていたのに、トイレに間に合わない悲劇。
この信号さえ通過すれば目の前はコンビニ!という時にお漏らし・・とか。
そんな悲劇を産まないためにも、長時間移動を伴うキャンプに携帯トイレ(使い捨てトイレ)はあって損なしです。
最近ではアウトドアショップでも見かけますし、ドラッグストアやホームセンターでも取り扱いがありますね。
私はAmazonで購入しました。
実話失敗談
以下、会話風にお届けしております。
端的に言うと、高速道路のトイレによりたいけれど一番近いSAは激混み、その次のPAを目指すも小さなダムは決壊という悲劇です。
母「車に乗る前にトイレ行ってねー!」
子1「さっき行ったばかりだから大丈夫〜」
子2「はーい」
子3「ふん、ふん、ふふーん(聞いてない)」強制的にトイレに連行するも少ししか出ず。
時は過ぎ・・・
母「もう高速道路に入るから、トイレしたい人はいない?」
子1「大丈夫」
子2「家出る前にしたから大丈夫」
子3「zzzzzzzz….」もう寝てる!
さらに時が過ぎ・・・
子3 突然目覚め「ママー!!!おしっこーーーー!!もれちゃう〜!!」
母「トイレ、まだ着かないからあとちょっと我慢しててー!!」(PA・SAまでまだかなり距離があるな。おーっと!SAの駐車場渋滞!!次のPAに行くほうが早そうだ。ここは通り過ぎよう・・)
子3「ママー、も〜れ〜ちゃう〜」
母「ダメダメ!もうちょっと待って!(あと1kmない。もう少し!)」
子3「うぇーん、でちゃったあぁぁ」
母「あー、着替えようか・・・(絶望)」
保険証を忘れずに!
これは言わずもがな、急病、ケガなどで病院を受診する際に必要です。
「デイキャンプで日帰りだから大丈夫」ではなく、子どもはいつケガや病気になるかわかりません。
お守り代わりとして思って持っていくことをおすすめします。
実話成功談
今回は失敗ではなく、失敗しなかった話。
キャンプ場で兄弟ふざけて遊んでいたら、末っ子のヒジ関節が亜脱臼しました。
素人ではどうにもならず、「痛い、痛い」泣き叫ぶので近くの整形外科に電話をして直行!
保険証があったので負担は少なく済みました。
保険証がなくても受診させてもらえますが、一旦満額お支払いです。
レントゲンを撮ったりしたらあっという間に万単位になる可能性も。
キャンプの日は保険証を持ってきていて良かった!という失敗しなかったお話でした。
体温計と解熱剤
なんだか体がめちゃくちゃ熱いけれど、体温計がない!いったいこの子は何度まで熱が上がってるんだろう?心配!
そんな時に体温計があると、母親の経験則で色々と我が子の状態の目安がつけられますよね。
そして熱があるのに車に長時間揺られるのはけっこう辛いです。
そんな時に解熱剤があると、子どもの苦痛を少しでも和らげてあげられるかもしれません。
実話失敗談
三男がキャンプ帰りになんだか体が熱い。急にどんどん熱くなってきてる。元気も無くなってきた。
熱を出しやすい子だったので、キャンプのたびにいつも体温計と解熱剤を持参していましたが、この日に限って持ってきていない。
すぐに一番近いドラッグストアを発見できたので、体温計と解熱剤を購入。
体温を測るとなんと39度!
解熱剤を使用し、なんとか落ち着きを取り戻しました。
幼児の着替えは多め+一着を用意!
末っ子幼稚園児の着替えは、一泊のキャンプに3泊分の着替えを用意しています。
2泊の場合はキャンプ場に洗濯機があれば同じく3泊分。
子どもは「どうしてそうなる」という予測不可の事態がよく起こります。
そしてそれは用意が足りない時に限ってよく起こるように感じます。
パンツや靴下は多めに持って行って困る事はありません。
余裕があれば靴も一足用意しておくと便利です。我が家は夏になると子どものサンダルとスニーカーの両方を用意しています。
実話失敗談その1
朝露きらめく季節、雨上がりの朝、雪解け進む春など、靴が濡れやすい季節。
子どもはそんな事関係なく、歩き回ります。走り回ります。
靴がビニール製じゃない限り、当然濡れます。冷たいと怒ります。騒ぎます。
靴の代えは持ってきていません。
トイレに行きたい!と叫びます。靴がありません。抱っこして連れていくしかありません。
洋式トイレがあれば事なきを得ますが、和式しかない場合は大変です。
案の定そんな時に限って和式しかありません。
さらに追い打ちをかける一言が彼(息子)から発せられます。
息子「ママ、うんち!」
母、愕然。
M字開脚体制で抱え上げ、用を足し終えた後の拭き取る作業がまるでめちゃくちゃハードな体幹トレーニングのようです。
捨てていいようなボロボロな靴でも、車の中に一足用意しておくことをおすすめします。
万全の用意によって心と体の平和を乱されることがありません。
実話失敗談その2
小学3年生の頃の息子。1泊キャンプで着替えは二日分用意してあるので安心だね!と思っていたのが大間違い。
転んでズボン泥水まみれ、ジュースをこぼしてズボンびしょ濡れ。
キャンプ場に着いてたった数十分であっという間に二日分の着替えがなくなりました・・・。
帰り間際の出来事ならパンツ一丁で車に乗せておけばいいのかもしれませんが、これからキャンプが始まるまさにその時。
もうどうしようもないので、近くの衣料品店を探して車で向かいました・・・。大幅時間ロス。
当然ご飯の時間が遅くなり、遊ぶ時間も減り、誰も幸せではありません。
「備えあれば憂いなし」とはまさにこの事だなと実感した瞬間でもありました。
まさか小3がそんなことになるとは思いませんでしたが・・。うちの次男、私に似ておっちょこちょいだからなあ。(自戒)
さいごに
準備が上手な方ならこんな事は滅多に起こらないかもしれません。
でもやはりお守り代わりと思って用意しておくと、現地での余計な出費も抑えられますし、余計な時間も使いません。
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけの準備で多くの平和を手に入れらる。時間のロスも防げる。
そう思えばこれくらいの用意、どうってことないですよね。(と言いながら忘れ物をしてしまうのが私です。)
最後にもう一度今回ご紹介した必要なものをチェックしてみましょう。
- ジェル系保冷剤
- 携帯トイレ
- 保険証
- 体温計と解熱剤
- 多めの着替え
それでは皆様のキャンプが素敵で快適なものでありますように!