先週から我が家の三男1才10ヶ月は歯医者に通っています。
なぜなら前歯4本が虫歯だからです。
普通に考えたら、こんなこと恥ずかしくて言えないですよね。
だって今回の場合は完全に「母親である私が悪い」んですから。
「おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に暮らしていて、
親は気を付けているのに じいじ・ばあば から親の知らないところでおやつをもらって虫歯になった」
という話ではないんです。
上の子二人はこんなに小さいうちに虫歯にならなかったし、これまでと同じような歯みがきの仕方やフッ素入りの歯みがきジェルなどを使用しています。
それでもこの子だけ、こんなに早い時期に虫歯になったのには必ず原因があります。
たぶんお兄ちゃんの時と違うことは、おやつの種類だと思います。
お兄ちゃんと同じような幼児向けではないおやつを食べることが多いのです。
しかもお兄ちゃんからチョコレートをもらったりしています。
上の子の時では考えられない状況です。
お兄ちゃんたちが小さいときは、幼児向けのおやつを買うことが多かったと思います。
母である私の監督不行き届きが原因の虫歯だと思います。
上に兄弟がいても、下の子のおやつをしっかりとコントロールできているお母さんはすごいと思います。
私はずぼらなので、どうもそういうことが なあなあになってしまい、だめだめな母です(-_-)
三男、本当にごめんね。
てなわけで、今現在 小児歯科もやっている近所に新開院した歯科に通っています。
若い先生ですが、小児歯科の看板も掲げているだけあって小児歯科治療の新しい知識も豊富なようです。
使用機器も割と最先端のものを導入されているようでした。
そして個室もあり、周りを気にせず治療ができます。
泣き叫んでも、診察台の上で暴れても 周りの目が気にならないので安心して治療を受けることができました。
おそらくほとんどの1才~2才児は 「お口開けてね~。あーん。」なんてできるわけもなく・・・。
フッ素塗布や歯磨きくらいのことなら 泣かずに辛うじてできるかもしれません。
うちの子は無理です。
歯磨きでさえ猛烈に嫌がるので、治療なんて押さえつけて開口器を使わないと無理だろうなと覚悟はしていました。
そしてどのように治療がスタートしたか。
以下にご紹介いたします。
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1才児でも虫歯治療ができた
・「お口開けれるかな~?」でお口を開けるわけがなかった
・母と一緒に治療台に座る
・開口器を使用し、暴れる体を母が抱きかかえ、歯科助手さんたちにも手伝ってもらった
・開口器を使用し、一瞬の間で治療をしてしまう
・一回の治療で一か所だけを治療する
・治療の段取り(器具や用材の準備)が良いので、治療スピードが速い(これが大事ですね)
・治療後は大げさなくらい褒めてあげる(家に帰ってからも)
・虫歯にしてしまった自分の反省・後悔が一番大きい
もうとにかくスピード命です。短期集中です。
泣き叫ぶのは子どもにとって至極当然のことですから、
その隙を縫って上手に、嫌な顔をせずに治療していただけるか?ということが
私の治療をお願いするポイントになります。
三男も猛烈に泣き、抵抗しましたが
治療が終わった瞬間、ケロッとしてキッズスペースでニコニコ遊んでいました。
治療中に泣き叫ぶ子でも、治療が終わればそれまでの事は忘れて遊んでいる子がほとんどだそうです。
治療に行くのを躊躇しているお母さん、ちゃんとした小児歯科なら大丈夫ですよ。
子どもの扱いに慣れてますかし、泣かれることにも慣れているようです。
私のほうが汗だくで、髪は乱れ、他の患者さんや歯科医の皆さんに申し訳なく、肩身の狭い思いでした。
親のほうが精神的疲労が大きいかもしれません。でも自分のせいです。
荒治療のように聞こえますでしょうか?
正直最初は「治療中に我が子に何かあったらどうしよう?」という不安がありました。
しかし、実際に治療をしてみて思ったことは下記のとおりです。
1歳2歳の小さな子供にとっては小児科だろうが耳鼻科だろうが小児歯科だろうが全部同じ病院で、
結局自分をじーっと見てくる先生はどこの科の先生でも怖いのだと思います。
どうせ怖がって泣き叫ぶんですから、
安全にスピード感を持って きちんと虫歯の治療をしてくださる歯科医の先生は
私にとってはとても頼もしい存在です。
実際には、
泣き叫ばないのであれば一歩進んだ虫歯治療を行うのでしょうが
「上記の通りの条件でこれだけの治療ができれば良しとしましょう」という
妥協点を決めて治療をしていくのだと思います。
私が通っている歯科医の先生の話によると、
「3歳までは治療によるトラウマは残りにくいので、スピード勝負で治療をする。」
「逆に言うと、3歳以降はトラウマになりやすいので、じっくり時間をかけて
自分から口を開けて治療ができるように治療計画を立てる。」そうです。
そうは言ってられない状況もあるそうですが、一般的にはそのような治療方法を取られるそうです。
「虫歯になりやすい歯の質」がある
今回の治療で先生からこのような話がありました。
うちの子は「虫歯になりやすい歯の質」で歯が柔らかい(エナメル質が脆い)のだそうです。
そして甘味料の代表である「砂糖」は、歯のエナメル質にくっついて、小さい子どもの乳歯の隙間はとても狭くて、通常の歯磨きでは落としにくいのだそうです。
特にうちの子のような「虫歯になりやすい歯の質」の子は甘いおやつは控えなければいけません。
「砂糖」を含んだお菓子を徹底的に排除することなど、私には不可能です。
どうしたものか・・・。
エナメル質が脆いうえに、甘いお菓子を食べて、砂糖が歯の表面や隙間についたまま であることは、虫歯になること必然ですね。
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虫歯予防に「フッ素入り歯磨きジェル」を使う
フッ素は虫歯予防に有効な成分として注目されています。
我が家では歯科医院専売の小児用フッ素入り歯磨きジェルを数年前から使用しています。
そのおかげかはわかりませんが、長男・次男はほぼ虫歯は無く、これまでに治療をしたのは6歳を過ぎてからで1・2回程度です。
自治体によっては2才から歯科医院でのフッ素塗布の積極的推奨をしているところもあります。
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私が以前住んでいた自治体ではフッ素塗布補助券というのを対象の家庭に配布していました。
現在住んでいる自治体では無料で塗布できます(特別な案内が来ないので、フッ素塗布を忘れがちです)。
というより、未就学児の医療費は無料です。小学生になっても自己負担200円だけです。ありがたいですね。
フッ素は危険だ!と言う人たちもいるそうです。
でも、大阪にあるふくしげ歯科の院長先生が国内外の論文を読み漁り
ブログで報告されていましたので、興味のある方は読んでみるといいと思います。
↓
フッ素入り歯磨き粉は危険ってホントなの?(結論:ウソでした)
まぁ結局のところ 何よりも 一日も欠かさず仕上げ磨きをすることが一番大事です。
そして万が一虫歯になってしまったら 虫歯が小さいうちに小児歯科に行くことです。
「まだ虫歯が小さいから」「まだ2才前だし」とか言ってないで歯医者さんに行ってください。
治療ができなくとも、アドバイスだってしてくれるはずです。
子どもの歯を守れるのは、親である自分です。
私の懺悔も含めて、同じような境遇の方の役に立てれば幸いです。
以上 「小児歯科に行ってきたよ🎵 1才児 虫歯治療はできる!」
でした。